2020年6月10日水曜日

Cathédrale Saint-Étienne d'Auxerre ~晴れて肌寒いオセールから

おはようございます。

今日は数日ぶりに朝から良いお天気になりました。でも気温はかなり下がって、昨晩はフリース毛布を2枚私の上にだけ追加で掛けたほどです。平熱の差7分はこんなところで現れてきます。

今朝の一枚、オセールのカテドラルです。正式な名称はCathédrale Saint-Étienne d'Auxerre(カテドラル サンテチエンヌ ド オセール)。サンテチエンヌはサンの最後にあるTとエティエンヌのEが続けて発音されることで起こるフランス語特有の発音です。

こちらがカテドラルの正面入り口です。他の教会と少し変わっているのは、入り口を入ると、数段階段を下りるように設計されていること。一般的な教会では平面なので、復活祭前夜にここを訪れた際、この階段のことを知らなかったため、危うく転びそうになりました。

世界中のキリスト教会がそうなのかどうか私にはわかりませんが、フランスの教会は東西を軸として、西側に正面入り口があり奥に当たる東側に祭壇が祭られています。ただし、どの季節の太陽が昇る位置を真東と定めているかは分かりません。

我が家の隣にあるこの地区の教会も、この東西軸上に建設されていますよ。

こちらは北側の入り口です。9世紀終盤の建築で、丸いバラ窓は1528年の造設と言われています。
このカテドラル、ナント4回も改築されています。5世紀に建てられた教会が、時代の流れに合わせてロマネスク様式に、そして現在のゴチック様式に建て直されるのは16世紀の事。その際、地下の内陣だけ残して全部取り払ってしまったというのだから、やることがすごいですよね。

では、今日も元気に過ごしましょう。

Bonne journée🙋



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