2020年6月21日日曜日

定番お家クッキー:ナチュラルとチョコミックス

こんにちは

我が家の定番クッキーを作りました。

材料は、サブレと同じ材料です。
有塩バター:100g
薄力粉:200g
砂糖:70g
全卵:1個
ベーキングパウダー(=B.P.) 入れる場合は3g

上記の材料が基本で、
薄力粉の分量は、ココアやアーモンドプードルを加えるときに変わります。
薄力粉:160g
ココア:40g(アーモンドプードルも同じ比率)

そして、ココアが加糖タイプなら砂糖を60gに、チョコレートを加えるときは50gという具合に調整します。べーキングパウダーは基本的に使いませんが、チョコチップを加えるときに3gほど使うことも。

お砂糖は、グラニュー糖ですが、その時々で三温糖・上白糖・メイプル砂糖などに替えて作るだけで味のバリエーションを楽しめます。フランスではこの3種がないので、もっぱらカソナード(上白糖をキャラメリゼしたもの)かヴェラジョワ(甜菜糖のキャラメリゼ)を使います。

写真で見ると、左がヴェラジョワ、右がグラニュー糖です。アッ、フランスでは一般に売られているグラニュー糖は、甜菜糖をグラニュールにしたもので、サトウキビのお砂糖はスゥクル・カンヌと言って別商品で売られています。


ナチュラル味とチョコチップでバターはおなじ分量ですが、他の材料が若干違います。

ナチュラル
薄力粉:160g        ヘーゼルナッツパウダー:40g   
ヴェラジョワ:75g      B.P.:2g

チョコチップ
薄力粉:180g                        ヘーゼルナッツパウダー:20g
グラニュー糖:50g                B.P.:5g                    
チョコチップ:ホワイト・チョコ・ブラックを各大さじ2杯ずつ

それぞれ薄力粉やヘーゼルナッツパウダー、B.P.を測って合わせておきます。

全卵とバターは室温に戻しておく方がベターですが、思い立った時に即作りたいときは、卵は10分ほどお風呂くらいの温度のお湯で湯煎、その間にバターをレンジで20秒くらいずつチンして柔らかくします(溶かさないのがポイント・溶けてしまっても何とかなります)。

柔らかくしたバターを泡だて器で混ぜながら、途中砂糖も加え、白っぽくもったりするまで混ぜます。そこへ全卵を加え、さらに混ぜます。

泡だて器をスパチュラに替えて、合わせておいた粉類を一度に加え、切るような感じで下からすくい、生地が均一になるように混ぜていきます。

生地が柔らかいので、このまま袋に入れて絞れば絞り出しクッキーに、ラップで包んで棒状にして冷凍庫に入れればアイスボックスクッキーに仕上げられます。冷蔵庫で2時間ほど冷やし、伸ばして型抜きクッキーもOK。

大抵、出来上がった生地をスプーンですくって、天パンに並べて焼き上げてしまいます。
焼成温度は、わが家のファン式の電気オーブンで170度、20分くらいです。焼き上がりの目安は香ばしい良い匂いがして、クッキーがきつね色になっていたらOK.
今回は、半分を残し冷凍しました。
スプーンですくう場合は、コップにお湯を入れコーヒー・スプーンを2本用意します。スプーンをお湯で濡らし温めるので、生地もすくいやすく扱いが楽。こんもりした状態のままでも、濡らしたスプーンで抑えても、指を濡らして赤福みたいに指の後を付けて押さえてもOKです。

チョコチップの方は、生地を8割程度混ぜ終わった後でチョコチップを加えます。
クッキングシートを敷いた天パンにスプーンですくって並べます。何種類もクッキーを焼くときはミニキッシュ型を使っています。これはT-ファールのミニキッシュ型。

ここに、スプーンですくった生地をのせます。
焼き上がると、キレイな丸型に整うのが便利で、プレゼントするときなどは重宝します。

缶などに入れて保存すれば、2週間くらいはおいしくいただけます。

ヘーゼルナッツパウダーはアーモンドパウダーでも黄な粉やおからなどでも楽しめます。砂糖を抜いて、パルメザンチーズを入れれば、塩味系のおつまみクッキーにもなりますので試してみてくださいね。



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