こんにちは。
フランスでも中華料理店は多く、時々ランチに出かけます。神奈川の出身で、仕事場が関内に在ったせいか、私にとっての中華は中華街のお店の味です。
ところが、フランスでストラスブール、リヨン、ソワッソンそして今住んでいるオセールで入ったすべての中華料理は横浜中華街の味でも、香港で入った数件のお店の味とも全く違います。フランス人の好みに寄り添った、中華とベトナムなど東南アジア風のコラボ味なんです。
フランス版中華料理店のお話は、また別の機会に続けるとして、今日はフランスで人気の炒飯ことリ・カントネ(riz
cantoné)をご紹介します。
チャーハンなのになぜ炊飯器が出てくるの?と思いますよね。
でも、リヨンにいた時もソワッソンでも気になっていたチャーハンの食感と味。いつも日本で食べていたのと違う理由がソワッソンのあるお店のリ・カントネを食べて分かりました。
炒めていない!それだけだったんです。
もちろん、リ・ロンという長粒米を使っていることもありますが、炊いたご飯と混ぜ合わせているのを突き止めました。すぐに試してみたくなるワタシなので、早速作りました。
白米はチョッと水を減らして硬めに炊きます。炊いている間に、玉ねぎ、にんじんを良く炒め,グリーンピースをいれ、鶏ガラだしなどがあれば加え、塩で味付けします。いり卵は別に塩味で作りますが、油加減はお好みです。ご飯が炊けたら蒸らした後にすべてを加えて混ぜたら、ハイ出来上がりです。
今では、具材は全て油を使わずに準備しています。この方が小分けにして冷凍しても、油臭さが出るのを防げ味が変わらず、いつ解凍しても1ヶ月ほどはおいしくいただけます。塩味はかなり控えめにしてあるので、しっかり味を付けた料理にも合わせやすいです。
やっぱりチャーハンだから炒めた方が…というときには軽く解凍した後、強火で一気に炒め上げればOKです。この時、乾燥エビやハム、シイタケなんかを加えると、主食のチャーハンに変身です。
チャーハンが大好きで、作り置きしたい方には、この炒飯風混ぜご飯がおすすめです。
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