2015年12月21日月曜日

サンタ家族が来てくれた!?

こんにちは


12月18日は授業最終日。19日からノエルのお休みに入っています。

この日の朝、学校では学園長先生企画のサプライズがありました。


学園長先生、ペール・ノエル(サンタクロースの仏語版ですね:ペールはパパのこと)
校長先生、メール・ノエル(サンタの奥さん:メールはママのことです)
もう一人、ペール・ノエル(うちの夫、見習いのサンタ役です)

ちなみに、夫のぷっくりお腹は詰め物ではなく、、、、実物です(笑)


この姿で、生徒たちを朝出迎えて、
ミカンとチョコレートを配ったそうです。


とっても楽しい企画でしたが、
一つだけ気になる出来事が・・・


ミカンもチョコも、強制ではないので食べたくない子はもらいません。

ですが、もらうだけもらって、
これを校庭で投げ合って最後には潰した子たちがいたそうです。

自分が貰ったんだから、どう扱おうと勝手だ・・・

この意識が結構増えているのはフランスだけなんでしょうか。






2015年12月18日金曜日

明日からノエル休暇

おはようございます


このところずっと雨模様のソワッソンです。

そのおかげか、少し暖かめ
嬉しいような、淋しいような・・・

なぜって、私は寒がりなんですが
いつもノエルの時期には雪が降ってくれることを願ってしまうから。

夫と二人、『山と森とがあって、ノエルには必ず雪の降る所がいいね~』とよく話します。


我家の小さなクレッシュ(キリスト生誕時のうまやの飾りつけ)です。
うまやは 昨年夫が作った物、木彫りのヨセフとマリア、25日には赤ちゃんのキリストが加わります。

周りを囲んでいる陶製の家屋は、フリーマーケットで手に入れたものです。
(残念ながら、ろうそくを入れられないタイプ)

暖炉がないので靴下をつるせない!
そこで、自分の室内ブーツをツリーの下にしっかり置きました。

今年、クレッシュに夫が付け加えたのが『流れ星』


私はというと、秋に日本へ里帰り帰国したせいか、
虫歯でボーッとしたしていたためか
なんだかここへきても未だ『もうすぐノエル』 という気がしません。

そのせいか、ノエルのお菓子作りもすっかり忘れていました。
取り急ぎ、雰囲気を出そうと昨日作ったのがジャム入りクッキー

サブレタイプのクッキー(材料と作り方は「ノエルの準備」に載せています)を
5mmくらいに伸ばした後ダークチェリーのジャムを塗ってから巻いて、
冷凍庫で生地を固めてから切り分け焼いています。

義父母の家で過ごすノエルには
チョコレートタルトとアペリティフ用にネム(ベトナム揚げ春巻き)を持って行く予定です。



********* 




フランスの学校は明日からノエルのお休み。


生徒たちも学校では落ち着かないようで
なぜか普段はしないようないたずらが続出中!

実は、授業最終日の今日、校長先生企画の”びっくり”が準備されているんです。

たった今、その写真が携帯に届いたのですが・・・
その写真をどうやってメールアドレスに転送するか????

ということで、この写真はまた明日。







2015年12月9日水曜日

マルチクッカーで、ブランケット・ド・ヴォー

こんにちは


一度ブログにも載せた事のある、
ブランケット ド ヴォー(blanquette de veau:仔牛肉のクリーム煮)を
今回はマルチクッカーで試してみました。

ブランケット ド ヴォーは、

仔牛肉を使ったクリームシチューみたいなものですが、

生クリームを使う、牛乳だけを使う、など
レシピはお母さんの数だけあります。
北フランス、パリ周辺、など地域によっても変わります。



私がこの料理を初めて食べたのは
ストラスブールの語学学校に通っていた時の事。

「フランスについて知る」アミカルという学校の課外活動に参加したおかげで、
地元のお料理の先生から直接教えていただきました。

その時のブランケット ド ヴォーが私にとっての母の味なんですね。


2014年に載せた方には、先生のレシピと、私の簡単レシピも載せています。
⇒blanquette de veau


今回の材料
仔牛肉・・・・・・・・・・・・・・・・600g(3~4人分)
生のマッシュルーム・・・・・・200g
(今回は色々冷凍キノコしよう)
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・中一個
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500cc
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・5g~10g
ブーケガルニ・・・・・・・・・・・・ひと束


作り方
お肉はあまり小さくなく大きくない程度に切る
玉ねぎは二つ割、さらに4つ切り
キノコは一口大に切る
牛乳は500ccを350ccと150ccに分けておく

1:フライパンを熱し、バターを入れ溶けたら仔牛肉を入れ周囲に焼き色を付ける。
2:お肉だけマルチクッカーに入れて、フライパンに残った肉汁で玉ねぎはを炒め、しんなりしたらマッシュルームを入れて炒める。

3:2を全部マルチクッカーに入れる。
ブーケガルニを載せ、350ccの牛乳、塩、こしょうをして、お急ぎ35分で調理。
 調理が終わる5分くらい前に、残りの150ccの牛乳と40gの薄力粉をとき合わせた物を加え
とろみをつける。
出来上がり。


マルチクッカーから、煮汁が吹きこぼれたので、
次回はベシャメルソースをあらかじめ作ってから加えてみようかな、、、と思っています。

次回作る時は、北フラン風にコーニッション(フランス版かなり酸っぱいキュウリのピクルス)を
加えた物を試してみます。



2015年12月8日火曜日

虫歯とノエル アヴォン

こんにちは!


ウン十年ぶりに、ものすごく痛ーい虫歯になりました。

これまでも、同じ歯にちっちゃなトラブルはあったものの、
痛みは全くなく、冷たい水にも、熱い物にも反応していなかったのですが・・・


11月最終の日曜日、Noël の l’avant l'Avent(英語だとアドヴェントですね)
(キリスト待降節:キリスト生誕の日までの4週間)
初日夕方から歯が痛くなり出しました。 
でも、ものすごい肩こりの時にも似た痛みで、どの歯が痛いのかも特定できず・・・。
予約をとるのが遅くなった分、泣かされる羽目になりました。

・・・・・治療中:今日はガリガリと削られて来ました。
・・・・・来週で終わる予定なので、Noëlの食事は楽しくいただけそうです。



l'Avent Noël の l’avant に入り、ソワッソンの街は活気づいています。
l’aventの1週間ほど前に配布になった予定表です。
12月4日から20日までの3週末の催しです。 


昨年同様、街のあちこちの通りにはイリュミネーションの飾り



 カテドラル裏の広場にスケートリンクも

そして、今年新たに加わったのが
ミニ マルシェ・ド・ノエル (昨年とは場所を変え、もっと楽しい感じになりました)

































 Père Noël(サンタクロース)への手紙専用のポスト







 
 こちらは、子供達用のミニアトリエ(ちょっとした体験コーナーです)
午後4時にはおやつのサービスも!(子供たちだけなんです・・・・残念)





 

車道側から見ると こんな感じ。ミニとは言え、楽しい雰囲気ありますよね。















そして、昨年、ミニマルシェ・ド・ノエルが設置された、反対側の小さな広場には
子供達用に
ミニ遊園地が設置されました。



小さな広場の中には






ぜ~んぶ、10歳くらいまでのおちびちゃん達が対象です。

一番人気はこのミニ列車。
広場に建っている修道院をぐるっと回る旅。


 ちょっと遠くてわかりずらいんですが、修道院の周りにはおもちゃの兵隊さんが
置かれていて、楽しい旅を演出してくれているようです。


残念ながら、歯が痛くて4日の夜の開催には出かけられず、
花火の音だけ聞いていました。




 

2015年12月2日水曜日

ソーシッソンに塩が吹いたら

こんにちは


フランスでSAUCISSON(ソーシッソン)は、
半乾燥タイプのソーセージ(サラミのような種類)のことで、
加熱せずに、薄切りにしていただきます。


フランスはチーズの種類と同じくらい、
いろんな種類のソーセージがあります。

我家でも、
農産物市場が開かれる時などに
スーパーなどでは手に入らないSAUCISSONを何本か購入して、
2-3カ月楽しみます。


もちろん、私は取り扱いが良く分かっていないので、

全部夫任せです^^


10月上旬に買ったソーシッソン、

カビの上にさらにカビも生えましたが、
美味しく頂いています。


今回は、カビに+して、
塩が出て結晶が出来てしまいました。


こうなると、

皮をきれいに向けないので、塩削りの仕事が必要(夫談)


そんなことを説明してくれながら、



ナイフで塩の結晶を除きつつ、皮をむいているところです。



多分、夫がキャンプにでも出かけていたら、

このソーセージは、ゴミ箱行きだったなー



そんなことを頭の中でつぶやいて、
アペリティフに出てきたソーセージを頂きました。


2015年12月1日火曜日

グラタンの季節ですね~

こんにちは


冷え込んで来ました。

寒くなったら、グラタンですね!


日曜日、残ったハム消費で グラタンを作りました。

材料
残りものハム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g
じゃがいも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小4個
冷凍ブロッコリーとカリフラワー・・・・・200g
冷凍4種のキノコ・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50cc
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50cc
ブイヨン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500cc用を1/2個

牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500cc
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
ブーケガルニキューブ・・・・・・・・・・・・1/4こ
シュレッダーチーズ・・・・・・・・・・・・・・適宜

残ったバゲット輪切り・・・・・・・・・・・・・適宜
エスカルゴ用のバターか
マーガリン+乾燥野菜サラダ用(エシャロットロット、パセリ、にんにく)


作り方
耐熱容器の底に薄くマーガリンを塗っておきます
オーブンを200度に熱し始めます。

鍋にハム以外の、
輪切りジャガイモ、ブロッコリーとカリフラワー、キノコを入れて
水50ccを加え 蒸し焼きにします。
じゃがいもに半分くらい火がとおったところで、ブイヨンを潰して入れて、
白ワインを加えます。
水気がなくなるまで煮て、耐熱容器に移し入れます。


簡単ベシャメルソース
ボールに薄力粉を計り、そこへ牛乳を加えダマが出来ないように混ぜておきます。
焦げないフライパンを熱し、一気に薄力粉を混ぜた牛乳を加え、
ブーケガルニキューブ(日本で売っていなかったら、お好きなブイヨンで)を加え、
泡だて気でとろみがつくまでよく混ぜ合わせます。

(ブイヨンを入れるのは私流なので、お好みでどうぞ)


野菜の上に、大きく刻んだハムを敷き、その上から
ベシャメルソースを流します。


熱したオーブン(200℃)に入れ、
15分位(すべて材料は煮えているのとハムは火が入り易いので)

チーズに焦げ目がつけばOKです。


グラタンに焦げ目が付き始めたら、トーストを作ります。

フライパンを熱し、

バゲットに、エスカルゴバターか乾燥野菜を混ぜたマーガリンを塗り、
バターの付いている面から焼きます。

 出来上がりで~す。




Bon appétit



2015年11月30日月曜日

ポテ(potée)・ア・ラ・恵

こんにちは


以前に、マルチクッカーを購入してご紹介しました。

基本、使っているのは炊飯器の代わりで、
結構よい出来上がりで気にいっています。

生の栗を見かけないので、下ごしらえした栗を使って
栗ご飯を炊いたり、五目御飯も作ったりしています。


ご飯もののほかに、よく作るのがポテ( potée)
フランス版煮込み料理です。


マルチクッカーはセットしてしまえば後はお任せなのでとても便利!

今回は鶏肉と野菜のトマトソース煮です

材料2人分
鳥モモ肉・・・・・・・・・・・・・・2本
ニンジン・・・・・・・・・・・・・・中2本
じゃがいも・・・・・・・・・・・・小4個
燻製ベーコン・・・・・・・・・・刻んで50g
グリンピース・・・・・・・・・・缶詰250g
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・小2個
生タイム・・・・・・・・・・・・・・5cmくらい2本
トマトピューレ・・・・・・・・・・200gくらい
ケチャップ・・・・・・・・・・・・おおさじ1
冷凍キノコ・・・・・・・・・・・・適宜
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・250cc
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200cc
野菜ブイヨン・・・・・・・・・・・1/2個(500cc用のキューブ)
胡椒


①材料を切って、そのまま順次入れます。

②トマトピューレ、水、白ワインを入れます

③野菜ブイヨン、クノールの地中海風ブイヨンです

④お肉を入れて、
じゃがいもを入れ
(今回は古いジャガイモで硬かったので、 予めレンジで3分ほど熱を加えてから使いました)
その上から、ブイヨンを砕いてちりばめます。

 ⑤お肉(VIANDEの表示に目モリを合わせ)
スタートボタンを押してOK
⑥出来上がると自動的に保温状態に切り替わります。
出来上がりに味を見て、薄いようなら塩などで味を調えます。

⑦できあがりでーす

 ご飯でも、パンでも、パスタ類でもなんにでも合います。

※マルチクッカーのご紹介でしたので、もちろん普通にお鍋でも作れます。
その時は中火で、液体がふつふつと煮え出したら、極弱火でゆっくりと火を通してください。




Bon appétit !!!


2015年11月22日日曜日

コーラス Sainte-Cécile(サント‐セシル)祭

おはようございます。


昨日、11月1421日はSainte-Cécile(サント‐セシル)祭がありました。

招待状です。

今年は私にとって2回目の サント‐セシル祭です。


去年まで指導に当たってくださっていたイヴ先生は、ジュラ地方へ転勤になり、

新しくセシルさんが教えてくださることになりました。

セシルさん、まだ大学生です。
これまで指導したのは小学生とあって、
指導を始めて2ヶ月ちょっとですが、相変わらず大人のメンバーにどう接していいか戸惑い気味。 


今年は2曲(Deep River ゴスペルと Chanter )の予定、でも、練習の成果が出なかったため

Chanterのみになってしまいました。

Chanterはミレイユ ・マチューが歌って有名な曲です。

歌は、どんな状況でも、歌うことで頑張れる、
辛いからこそ歌おう、そんな内容です。

ちょうど、ついこの間のテロの為、みんなが辛い状況を強いられている、
そんな今だからこそ、歌うことで明日に繋げてゆこう、と
元気づけらられる歌です。


昨日の本番では、ピアノの伴奏者が都合がつかなくなり、
アカペラで歌うことに・・・




でも、この歌はアカペラの方が良かったように思います。

そして、昨年同様Sainte-Cécile(サント‐セシル)祭の〆は
3コーラスグループ全員による讃美歌の合唱です。

 この後、恒例の継続活動を讃える表彰式が市役所で行われました。

市長さんの挨拶。

右手のフューシャのローブを着ているのが うちのコーラスの団長さんです。



今年は継続25年の表彰が2人、20年が1人、15年と10年が一人づす表彰されました。



そして、この後は場所を移して持ち寄りの夕食会です。

残念ながら、今年はお腹がペコペコで、
写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

ミニじゃがのサラダ、パテ5種類、ソーセージ6種類盛り合わせ、
ローストビーフ2種類、ローストポーク、ローストチキン、テリーヌ2種(肉と海の幸)
セロリ・ラブのサラダ、にんじんサラダ、キッシュ2種、のり巻き2種、

そして、フロマージュ:30cmのブリ―と
クルミエー、カマンベール(15cmくらいの普通サイズ)フロマージュ7種類盛り合わせ 

デザートはチョコレートムース2種類、リンゴタルト、くるみタルト、クラフティーミラベル、
プルーンケーキ、リンゴケーキ、クラフティー、クグロフ、サブレ、ティラミス

9時から11時半まで、おしゃべりしながら食べて、飲んで、楽しいひと時でした。


パテやテリーヌ、タルトは初めて食べる物があったので、メンバーさんにレシピをお願いしました。
我家で再現しますので、その時は作り方、写真もアップしますね。