2014年1月28日火曜日

ブフブルギニョン(Beouf Bourgignon)

こんにちは


今日は、ブフブルギニョン(Beouf Bourgignon)です。

Bourgognu 地方の代表的なお料理で、日本で食べられているビーフシチューとよく似ています。
アメリカから入ったシチューも、もとはと言えば開拓移民の自国料理。

基本は牛肉と、赤ワインと、玉ねぎ、ベーコンで
家庭によって、これに人参、トマトペーストなどが加わります。

日本で見かける牛肉の赤ワイン煮は基本の ブフブルギニョンに似ていますが、
ブフブルギニョンはワインの味はしません、アルコールとしてのワインの味は全く残ってはいません。

また、デミグラスソースも使っていません。
フランスでは、デミグラスソースなるものは、スーパーで見たことがありません。
義理のいとこがシェフをしていますが、彼も知ってはいても、まず使わないし、一般ではてに入らないだろうと話していました。

デミグラスソースがなくても、基本の材料だけですっごくいい味の一品が出来上がります。





『材料』 2人分

カレー用やすね肉など・・・・・・・・・・・・・・・500g
赤ワイン(料理用で十分)・・・・・・・・・・・・・250cc
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150cc(コクを強くしたい時は赤ワインに代える)
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大玉3こ
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2かけ
タイム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生があれば5cmくらいを2枝、
                        ない時はドライタイムを大匙1杯
ベーコン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g(あってもなくても可)
ブイヨンを一個、塩・こしょうを適宜

付け合わせ
湖吹きいも、スパゲティ、ご飯、なんでもあいます。
フランスでは一般的にジャガイモ(茹でたものか、フライドポテト)

圧力なべを使います(ない時は普通の鍋で2日ほど定期的に火を通し作ります)

1.お肉はあまり小さく切らず握りこぶしの半分くらいの大きさにします。

2. 玉ねぎは1個を半分に切りそれを6分割くらいの大きさに切ります。

3.ニンニクはみじん切り。

4.圧力なべを火にかけ熱してきたら、バターか油を大匙1杯くらい加え、そこへニンニクと玉ねぎを加え香りが出るまで炒めます。

5.4にお肉を加え軽く炒めたら、赤ワイン、 お水、タイムを加え、鍋の蓋をして、60分の設定にします。

6.圧を下げ、蓋を外して味付けをします。 味付け後できれば1日置いて、もしくは数時間休ませ、火を入れ直してから食べると味がなじんでいます。


私の圧力なべは蓋をしてから出来上がるまでの設定。調理時間はお使いの圧力なべにもよります。もしSEBのクリプソなどを利用されているようなら30分くらいです。
クリプソは蒸気が上がってからの調理時間設定になっているからです。

圧力なべを使わない時は、一度に立てて火を止める。休ませる、これを繰り返します。
例えば午前中に一度火にかけ、また午後一度火にかけ、夜休む前に一度火にかけ、のような感じです。2日ほどかかりますが、お肉を軽く押して見て弾力に欠ける感じがあれば柔らかくなっています。
何度も火にかけ水分化少なくなりますので、その時はお水を少し足してください。


残ったソースは、デミグラスソースの味そのままです。
スパゲティのソースに利用したり、ジャガイモを煮たり、とても便利です。
基本のブフブルギニョン(Beouf Bourgignon)に、ニンジン、マッシュルーム、トマトペーストを加えて上記の工程で作ると日本でおなじみのシチューです。
ジャガイモは圧力なべからおろしてから加えた方がよいかも。

いろんなBeouf Bourgignon があります、こちらから覗いてみてくださいね。


0 件のコメント:

コメントを投稿