2020年6月19日金曜日

シンプル・ミネストローネ、イタリアのおふくろの味

こんにちは

ミネストローネ、わが家でよく作るスープです。野菜もいっぱい食べられる具沢山のスープはサラダの代わりにもなって、ほぼ一年中欠かせません。

何だかすっごくおしゃれなスープのように思われているミネストローネですが、イタリアのおふくろの味、イタリア版味噌汁ですよね。冷蔵庫の残り物も片づけられる、優れモノスープという点も私のお気に入りです。

この日は、にんじん・アンディーブ・ズッキーニ・玉ねぎ・赤玉ねぎ・長葱(ポワロ)・赤と緑のパプリカ・トマトを使いました。ニンニクはもちろん入っていますよ。そしてパルマハムに替えて細切りベーコンを入れています。


イタリア産のパルマ生ハムなどはおいしいけど、お高め。購入したら冷蔵庫の中で残っていることなんてまずナシ。私はもっぱら燻製ベーコンの細切りを使います。これはあまり油がないので、少量のオリーブ油で刻みニンニクを傷めたところへベーコンを投入し軽く火を通します。

そこへ、すべての野菜をサイコロ大に切ったものを全部入れてお湯を注ぎ入れて、中火でひと煮立ちさせます。煮立ったところで固形ブイヨンを入れ、隠し味に白ワインを200~300㏄加えて、ローリエを一枚いれ弱火で煮込みます。

野菜と水分とワインの比率は?アバウトに作れるのがミネストローネのいいところ。味噌汁だって、その時々で具沢山になったり、具材は少なめにしたり色々ですよね。先ほどもお話ししましたが、お家にある材料・冷蔵庫にある材料でおいしく作れる、それがミネストローネです。

野菜は大きく切って使うのもおいしいですが、どちらかというとサイコロ大にそろえて切る方が旨味の出方が均一のような気がします。もう一つワインは、辛口か甘口かでも出来上がりが変わりますので、辛口なら多め甘口ならちょい足し程度に加えるのがおいしく仕上がります。

もう一つ、野菜の中でジャガイモや南瓜のようにでんぷん質の多いものは避けた方がベターです。スープが粉っぽく仕上がってしまうんですね。後、色が濃い葉もの、ホウレンソウとかも他の野菜と味の調和がとれません。

オールマイティーなキャベツ・白菜はおいしさが増します。たぶんこまつなもOK かと(フランスにはないので味を想像しただけですが)。

このスープ、煮込んで2時間程度ですとまだ野菜の味がかなり強いです。2時間煮込んで2時間ほど休ませ、再度2時間ほど煮込むとかなりまろやかさが増します。

もし、冷凍したいときは、固形ブイヨンだけ加えずに2時間煮込み終わったところで、小分けにして冷凍保存OKです。これですと、解凍してからまた2時間ほど火を入れるので、新鮮でまろやかな味のミネストローネが食べられますよ。









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