2020年7月23日木曜日

燕が元気に育っています

おはようございます。

今の季節、オセールはもとより各地で燕をよく見かけます。燕は保護されているので、軒先に燕が巣を作ったら、大事に…というよりも、壊したりしてはいけないことになっています。

軒先があるお家でなくても、巣を作りやすいところなら、どこだってOKなのがフレンチ燕さん流のようですよ。
このお宅では、折りたたみ式の雨戸の上部にあるわずかな隙間に、燕さんが上手に巣を作っていますね。燕のご夫婦、これから餌探しに出かけるところでしょうか。チッチッと、かすかな声が聞こえていたと夫が話していました。

巣の中には、何羽の小雀がいるのでしょう?

日本でも燕を時々見かけましたが、フランスではよく目にします。青空をかなりの速さで高く、低く素早く飛びますね。燕返し、と聞いたことはあっても今一つ想像できませんでしたが、今はよくわかります。

佐々木小次郎の燕返し、なるほど、これなのか~と最近になって納得です。

我が家の周りではまだツバメの巣を見かけません。隣にある教会にいくつか巣がありそうですが、今までのところ巣を作っているのはスズメのみ。

教会は1950年ころの建築なので新しいタイプの建物で、天井に近い部分に壁に沿ってステンドグラスが設置されています。ステンドグラスとコンクリート壁のわずかな境部分にスズメが巣を作っています。

この教会は一般のミサが日曜の朝9時に始まります。ちょうどこのミサが始まる頃に、教会に太陽の光が燦燦と当たるので、スズメの活動も活発に。ちゅんちゅん、ちゅんちゅんと元気な声がお説教に合い混じって聞こえてきます。あんまりにぎやかで、ちょっと笑いをこらえるときも。

毎年、同じことの繰り返しなのに不思議と「またか」という思いにはならないのが嬉しいです。雨戸の上の燕も、教会のスズメも、のどかさを感じさせてくれますね。



2020年7月22日水曜日

ブフ・ブルギニョンを準備!

こんにちは。

金曜日に義父母と甥が遊びに来ます。義父母の家からは高速と下の道を使って6時間の長旅。義妹のリールからは高速がオセールまで通っているので4時間の旅です。でも、気温の上がる午後に車を走らせるのと、甥がまだ2歳3か月なので休息をたくさん取りながらの行程。5時間はやっぱりかかるでしょう。

それで、到着する日の夕飯は食べやすいラザーニャを予定していますが、肉好きな家族なのでブフ・ブルギニョンも準備します。

ブフ・ブルギニョンは赤ワインをたっぷり使ったシチューなので、煮込めば煮込むほどにおいしくなります。そこで、今朝は圧力鍋を使って1.4kgのお肉を調理しました。

圧力鍋から普通の鍋に移し替えて、毎日朝と夕方に火を入れていきます。そうすれば冷蔵庫に入れておかなくても大丈夫な上に、お肉も更にホロホロになるくらい柔らかくなり、コクも増します。ホロホロになり過ぎたら、ボロニエーズ・ソースに早変わり。

ボロニエーズ、またはボロネーズ・ソースは、ミートソースのお肉たっぷり版ですね。

我が家のブフ・ブルギニョンは、玉ねぎと赤ワイン、ローリエ、タイムなどだけで作ります。たいてい、ブルギニョン用のお肉は1.5kgで売られていることが多いので、夫婦二人には多すぎます。そこで1.5kgで作ってしまい、数回分に分けた後トマトなどを加えて味に変化をつけています。

今回はいつも通りの作り方にマッシュルームだけ加えて煮込みました。圧力鍋を使っているので十分柔らかいですが、更に連日火を入れなおして25日か26日に頂きます。付け合わせ?
それは、北フランス出身の義父母と甥、フリット(フライドポテト)で、決まりです。


それでは、また🙋


空からのんびりブルゴーニュ探訪ですか?

おはようございます。

コロナはまだ消滅も終息もしていないのに、自粛解除になったら一気に開放的になってしまった感じでしたが、フランスでは20日からお店など閉鎖空間でのマスクの着用が再度義務になりました。

スーパーの店内でも、アナウンスで客同士の間は1m以上あける、マスクの着用を呼び掛けています。…実際は、それなりに守られて、というところでしょうか。
「再度自粛にならないように、みんな、しっかり守りましょう!」と言ってみたい、私です。

20日からの予防強化直前の日曜日の朝、すがすがしい空気の中でとても素敵なものを発見しました。

気球です!フランスでは、montgolfière(モンゴルフィエール)と言います。

辞書で気球を引くと、ballon(バロン)なんですが、これはどうも観測用の気球を指しているようで、人が乗って移動できる大きさのものはこのmontgolfière(モンゴルフィエール)が一般的みたいですね。

朝8時半ころ、家の空気を入れ替えようと窓を大きく開けた時に見つけたんですが、
「Ah! Alex, montgolfière」と叫んでしまいました(笑)

結構速いスピードで進むものですね、あっという間に近づいてきましたよ。


私は、思わず手を振って応援したんですが、リアリストの夫は「見えないよ」の一言。時々この差で夢がしぼんじゃうんですけど、この時ばかりは「いいんじゃない!?見えてるか見えてないか、私たちにはわからないよ。でも見えてたら楽しいよね。」と夢を追いました😊

見えないだろうから、手を振らない…よりは、見えるかもしれないから手を振る。これが私らしさなんだよね~と久々に実感した一瞬でした。

そうだ、この写真をプリントアウトして仕事場に飾っておこう。

そうそう、ストラスブールにいた頃のことですが、ドイツのケールはすぐ隣。気球旅行が流行っていて、30分~飛べたんですね。黒い森と呼ばれる広大な森を気球で渡れるのはすごく魅力で、一度やりたいのが夢です。

高いところは怖いのですが、もう一つやってみたいのがパラグライダー。腕の力も腹筋や背筋もふにゃこの私では、かなり無理かな~と、ここはかなり現実的になっています。でも、やってみたいことが有るのは、いいことですよね。

今日も一日いい日になりますように!



2020年7月19日日曜日

お家スタイル、ベーコンエッグバーガー

こんにちは。

昨日、夫がキャンプに同行していた折、もちろん食事は一人です(笑)夫がいないからお好み焼きとか茶わん蒸しを作ることも有ります。でも、一人分作ってもあんまりおいしくはできないんですよね。ついつい、簡単・手のかからないものですませてしまいます。

で・も、しばらく痛かった胃の調子も戻ってきたこともあって、急にブーサン(boursin:ニンニクとハーブ入りのフレッシュチーズ)を塗ったバゲットや、ハンバーガー系が食べたくなりました。

そこで、買ってきたのがバゲットパンで作られたバンズ。
以前これでハンバーガーを作って味を占めていた私。迷わずこのパンを選びました。
ねっ、何ともモッチリ感がいい感じでしょう!

それで、今回はうす切りベーコンをカリッと焼いて、目玉焼きを挟んで食べましたよ。
何の変哲もない、このベーコンエッグの写真を夫に送ったら、ひどく触手が動いたらしく「いいな~、一人でそんなおいしそうなの食べないでよ」とメールが返ってきました(ウヒヒヒヒ)

帰宅してからも、ベーコンエッグバーガーの話が出るので、先週末のお昼に作りました。
今回使用したのは、ドゥミ・バゲットです。(半分サイズのバゲットですね)
ドゥミ・バゲットの2/3が夫用。
これは、夫が挟んだものです、すごいですよね。

中はどうかというと、


パンの上にマヨネーズを塗って、サラダ菜を敷き、つぶした目玉焼きをのせてベーコンを5枚。さらに、金曜日に同僚から差し入れられたチョリソーを2枚のっけて出来上がり。

私も、ベーコン2枚につぶし目玉焼きとチョリソー1枚。

お家で作ると、プラスアルファーの仕上がりになるのがたまりません。おいしかったですよ!このベーコンエッグ・バーガーは、フランスにいるから食べられるタイプですね。

皆さん、フランスに来るときは是非スーパーマーケットでソーセージやハムを購入して食べてみてくださいね。

そうそう、余談ですが、フランスでワインに合う食べ物は?と私を含め友人たちも聞かれます。いろんなものが合うのですが、(下戸の私が言うのも変)おいしいバゲット、そしてチーズがあったら他の食材や料理は太刀打ちできないと、ワイン好きなフランス人は言います。

そして、焼き立てのパンは今一つ美味しさが分からないので、ぬくもりがかすかに残るくらいに熱が取れたバゲットがおすすめです。フランスのパン屋さんで購入するならお店開店時、もしくはお昼11時ころ夕方4-5時ころ。朝食・昼食・夕食用に焼き上げて店頭に並べられる頃です。

バゲットは外側の皮クルートも大事。指で押してパリパリっと音を立てる、これもおいしさの一つです。そして、ただ硬いだけのバゲットは、本来のバゲットとは程遠いです。外はパリ、中はモッチリしっとり、弾力があって噛めば噛むほど味が深まります。

おいしいチーズがあったら最高の食事になるんですよ。






2020年7月18日土曜日

7月14日は国民の祝日

こんにちは。

7月14日はフランスの国民の祝日です。その昔、革命があったことで革命記念日と呼ばれることも有りますが、フランスではシンプルにキャトーズ・ジュイエ(7月の14日)と呼ばれます。

前夜11時ころにお祝いの花火があちこちで上げられ、14日当日はたいていどこのお家でもデフィレ(パレード)をTVで見て、その後、家族そろってお昼を食べるんです。

なんで夜11時に花火を打ち上げるのか…単純にその時刻にならないと暗くならないから。この時期、お天気の良い日なら大体22時30分頃までは薄明るいです。しっかり暗くなるのを待つと、どうしても23時がちょうどよい花火の時刻。もちろん、この日は小さな子供も起きていて花火見物をします。

オセールは、ヨンヌ川にかかるPont Paul Bert(ポン ポール・ベール)の少し下流で打ち上げるので、橋の周辺で見物するのが一般的です。オレンジ色で塗られた上にN151と記載があるのがこの橋です。
*N151はroute national 151の略で、国道151という意味です。

この橋と、レピュブリック通りと記載のある近くにもう一本橋が架かっていて、この中間点あたりから花火が上がります。

Pont Paul Bert橋のそばにはイビス・オセール・ソントル(Ibis auxerre centre) と次の橋のそばにイビス・バジェ・オセール・ソントル(Ibis badget auxerre centre) があるので、川に面した上の階に宿泊すれば、良く見えること間違いなしです。

穴場は、丘の上にある道路。ちょうど川を見下ろせるので、知る人はここへ集まるようですね。

14日は、朝8時からTV放送が始まります。パレードに参加する軍隊の活動について、毎年いくつかの部隊を特集して紹介してくれるのは興味深いです。パレードの中で最後の方に行進する部隊が、世界的にその名を知られたレジョン・エトランジェール(いわゆる外人部隊)。

制服も行進の歩調も音楽も、全くほかの部隊とは違います。それと、ひげを生やすのがおきまりのようです。砂漠やジャングルなど極地で特別任務に就くので、当然のことなんでしょうね。

私の知人で現在はJAICAで活躍している人が、以前この部隊に入隊希望でした。ただその当時は国籍・氏名を変える必要があったため(現在は?です)、入隊を断念したみたいです。

今年、オセールでは13日の花火は中止でした。デフィレも縮小して行われましたが、デフィレ最後に軍の合唱隊が唄うラ・マルセイエーズはいつも以上の迫力でした。本来、大統領は歌わずに国家に耳を傾けるのですが、マクロン大統領はいつも歌われます。

ラ・マルセイエーズ、歌詞はとても過激で修正を希望する声も上がっていますが、歴史的な背景を考えるとぜひこのまま手を加えずにいてほしいと日本人ながら願っています。

こちらは、今年のパレードの様子。
1時間19分28秒のところからラ・マルセイエーズを聞くことができます。よかったら聞いてみてくださいね。

2020年7月17日金曜日

オーモヌリーのキャンプ

こんにちは

先週の晴天と暑さとは一変して、今週は重たい雲がどんと居座ってしまっているオセールです。その分ひんやりするほど涼しくなりました。

今日は、先週6~8日に催されたキャンプのお話をしますね。

暑さの中、夫はSENS(ソンス)のオーモヌリーのキャンプに同行して、水曜日の夕方に帰宅しました。オーモヌリー(aumônerie)というのは、日曜学校に似ている活動です。フランスのカトリック教会や私立の学校(公立でもオーモヌリーを設置していることも有り)では、平日に小学生からカトリック教について理解を深めるためのお勉強会があります。

お勉強会と言っても、キリスト生誕や聖人の塗り絵をしたり、お話を聞いたり、アニメを見たりしてキリスト教のことを理解します。同時に、課外活動なども行って、キャンプやサイクリングをする中で、修道院などを訪問したりします。

中学生、高校生になるとこの活動内容は大きく変わって、特に高校生では赤十字の食事配布に同行したり、定期的に介護施設や養老院などの訪問を行うなど様々です。ただ、どのオーモヌリーも活動は同じでなく、参加する学生と活動を支援し手助けするアニマター・オン・パストラルで異なるんですね。

アニマター・オン・パストラル、フランス人でも理解している人は少なく、たいていは施設付きの神父さんを思い浮かべるようです。実際には、一般信者さんで宗教文化、洗礼から聖体拝領・堅信の秘跡について補助できる人がなります。かなり複雑な話なので、また機会のある折に…

さてさて、今回はSENS(ソンス)の神父さんとオーモヌリーで企画したキャンプ。
ところが、現在のフランスでは一般家庭以外で行うキャンプには、キャンプを取り仕切る資格を持った責任者の動向が義務付けられています。ということで、夫が駆り出されたわけなんですね。

実際に、細かな準備を行うのはシスターなんですが、キャンプの経験ゼロ(キャンプ1か月前になって判明)。それで夫と一緒に必要な施設(トイレ・シャワー・炊事場・キャンプを張る場所とその広さetc.)と健康管理シートなどを準備しました。最後はバタバタあわただしく、何とか実施にこぎつけました~。

キャンプも色々なパターンがあって、今回は神父さんのご家族がかつて使っていた農場を利用することに。なので、台所などは屋内で、家屋から10分ほど離れた農場だったところにテントを張ったとのことでした。

スリランカから来て10年になるシスターです。2日目の食事は、スリランカ風のチキン。エピス(香辛料)は辛くないもので、でも香りとコクが出るようにいろいろ使っているそうです。
この後は、オーブンに入れて焼き上げているそうですよ。


こちらは、ラタトゥイユ。私はてっきり野菜カレーだと思ってしまいました(ごめんね😆シスター)。でも、ちょっとカレーっぽい味付けになっていたみたいですよ。

3日間のアクティビティーは、自転車で10㎞程森の中を走り、川で水浴びしたりしたそうです。夫は自転車大好きですが、キャンプ中は救急箱や補給用の水を運ぶため自動車で参加していました。


素敵な場所だと思いませんか?

一筋の光がいい具合に写り込んでいるこの写真が私はとても気に入っています。私はキリスト教徒ではありませんが、信者さんにとって光は神様の存在。更に一筋の光が落ちている、なんだか道しるべのように思えた一枚でした。

課外活動とは別にお祈りも行います。もちろん、信者として疑問に感じたことやわからないことなども、同行している神父さんと気楽に話せる機会です。

けがをすることも病気になることもなく、キャンプは無事に終了。シスターは次回に向けて「今度は最初から何でも相談する」と夫に言ってくれたそうです。それが企画をしっかり進めて成功させる一番の解決策なんですよね。

では、次の夫の出番にまた。





2020年7月12日日曜日

ラザーニャの試食と差し入れのソーセージ3種

こんにちは。

先週の金曜日、お昼に夫の同僚夫妻と昼食を一緒に取りました。この日は、近所のスーパーのお総菜コーナーで売っている、焼くだけの「ラザーニャ」の試食を兼ねていました。

なんで、試食なのか…というのは、まだ食べたことがなかったから😆
そして、2週間後にやってくる義父母と小さな甥と一緒に食べる最初の夕飯のメニューだからなんです。

せっかく来るのに、出来合い品?と思いますよね。私も自分で作ったものを出したいのですが、6時間車に乗って疲れてやってきて、夕方の到着とは言え何時か未定。万人向けに作られているスーパーのお惣菜の方が、場合によっては軽く仕上がっているので、無難かな~と思ったんですね。

たまたま、前夜に同僚のエレーヌがお昼に合流することが決まった後、ご主人も来ることになって、二人とも試食会を楽しんでいるみたいでした。

肝心のラザーニャの写真は撮り忘れてしまったのですが、二人が差し入れてくれたソーセージです。
切ってあるソーセージは直径10cmほど、これはお肉売り場で頼んで薄切りにしてもらうタイプ。同じ味のものでも直径2cm、3cmで長さが30cmほどの小ぶりなものもあります。
左側は黒コショウの粒が入った、ピリッと感がおいしかったです。右側はチョリソー・ドゥーで、あまり辛くないチョリソーです。

パックに入っているのは、ビュシェットと呼ばれる10cmほどのナチュラル味のソーセージ。

夫はボーイスカウトで、ウッドバッジを取得するとビュシェットを授与されます。この名前にかけて、ソーセージのビュシェットを買ってきてくれたんですね。
ちなみに名前は同じでも、形は全然違いますよ(笑)

さて、ラザーニャの試食の方は、合格でした!

4人ともに、まずまずの味わいと合格点。さらに、疲れて到着してもおいしく食べられるとの結果になりました。出来合いとは言え、使われているひき肉もしっかり味があり、お肉の量も十分。でも、一人分250gを食べ終わって、ドスンと重たくならないのが良かったです。

1kgを4人で分けたのですが、義父母と私たちにチビッ子の甥を加えると、2kgは用意したほうがよさそう。義父と夫で1kg以上は平らげそうです。




2020年7月11日土曜日

タイムとレモンのチキン、付け合わせはトマトとズッキーニのタルト

こんにちは。

昨日は一日薄曇りのオセールでした。気温があまり上がらず涼しく過ごせた上に、夜はさらに気温が下がって気持ちよく眠れました。気持ちよく眠れるって、本当に大事なことですね。

今日のお昼は、レモン汁と生のタイムそして塩・胡椒・少量のオリーブ油でマリネしたチキンです。付け合わせは、トマトとズッキーニのタルト。
チキンのレシピは、上記の材料だけで分量は特にありません。
とは言え、骨付き鶏ももを2本、関節で切り離しておきます。レモン一個、タイムは10cmほどの小枝を4本使いました。

レモンの搾り汁かポッカレモンのような果汁100のジュースに生タイムを加えるだけの簡単なマリネです。コツらしきものは、マリネする前にチキンに塩コショウをして半日ほど寝かせておきます。

今回は、3日ほどマリネしてから200度のオーブンで30分焼き上げました。

タルトの方は、中くらいのトマト2個、ズッキーニ1本、市販のタルト生地を使います。オーブンを予熱し始めるときにトマトとズッキーニを準備し始めます。どちらも、ごく薄切りにして、タルトの上に敷いていきます。

最後に、我が家の常備しお secret d’arome plein sud をひと振りかけて準備OK。

オーブンの焼成時間が残り20分になったところでオーブンへ投入。タルトへ並べきれなかったズッキーニとトマトの残りはこの時チキンの上へ載せてしまいましょう。

いい感じに焼き上がりました。

タルトにはオリーブ油を使っていませんが、お好みでひと回し振りかけてから焼いてもおいしいです。

そうそう、レモンチキンなら酸っぱいのでは?と心配な方がいらっしゃるかもしれませんね。酸味はほとんど感じなくて、爽やかな味わいです。もちろん、レモン汁をもっと多く加えると酸っぱくなるかも…今度試して、また結果をアップしますね。





2020年7月10日金曜日

フランスのドーナツ、ベニエ(ビュヌ)

こんにちは

教のオセールは朝から雲が少しかかってくれたおかげで、過ごしやすいお日和です。そう言ったら、お昼に帰宅した夫は、あっついよ、と言って汗だくでした😅

体感温度がだいぶ違うので、笑えることがしばしばです。夫は団扇片手にアイスを食べて、私はひざ掛けかけてハーブティーを飲む…といった具合です。最初のうち夫は半信半疑でしたけど、私の腕などがかなり冷えているのが分かってからは、ごく当たり前の情景になりました。

この時期には、ミニトラックの異動アイス屋さんもよく見かけます。スーパーの中にもアイス販売コーナーができます。面白いのは、その横でドーナッツを売っていること。ドーナッツは一年中人気のお菓子です。

フランスのドーナッツは一般にベニエ(Beignets)と呼ばれ、中にいちごジャム・りんごジャム・フリュイルージュ(赤い木の実)・プルーン・ヌテラ(チョコとヘーゼルナッツのクリーム)などが入っているものと、ねじりコンニャクみたいな形のものとあります。多分、地方によっても形が変わるのではないでしょうか。


ジャムなどが入っているタイプはいつもお目にかかれますが、ねじりコンニャクのタイプは時々売られるもので、ドーナツ生地だけを揚げています。

このベニエ、呼び名が色々あって、Merveilles(メルヴェイユ)/Beignets(ベニエ)/Bugnes(ビュヌ )といろいろです。ビュヌは、2月のマルディグラでよく作られます。

ご近所に住むモリセットおばあちゃんは、このビュヌをシャンドラーに作ってお裾分けしてくれます。時期はちょっと違いますが、地域によって作る日も異なることはありがち。おいしいものはいつでも大歓迎の私です。

シャンドラー(2月2日、カトリック教の聖母お清めの祝日で、この日にはクレープを焼いて食べます)

こちらが、ビュヌです。おいしそうでしょう!?

おばあちゃんが、レシピのコピーをくれたのでなくさないようにアップしておこうと思います。

何年~何十年か前にELLEに掲載されたレシピですね。8人分、などのメモ書きがあるのもなんだか素敵です。

これを直訳したレシピは、

下準備:20分、生地を休ませる:30分、揚げ時間:34

材料:8人分

薄力粉:1㎏ 、ベーキングパウダー:10g、塩:10g 、砂糖(グラニュー糖):200

無塩バター:200g 、全卵:8個、粉砂糖:適量・お好み


そのほか:

1sachet de sucre vanillé : バニラ風味の砂糖なので、お好みでバニラエッセンスを加えてください

grande friture3L油が入るフライヤーなので、作る量で油の量を加減してください。

③一見甘そうな生地が出来上がりそうですが、甘さは結構控えめです。


作り方

  1.  台の上に薄力粉を山のように盛り少しくぼませ、その中央に塩・砂糖・バター・割った卵を全部入れる

  2. 指先で全体を混ぜ合わせ、均一に滑らかな生地になるまでこねる

  3. ひとまとめにして、布巾をかけ30分休ませる

  4. オレンジくらいの大きさに分け、それぞれの塊を数ミリの厚さに麺棒で伸ばす

  5. 4cm幅に切り分け、中央に切り込みを入れて片端を切込みに通してひねる

  6. 油を熱し高温で34分焦げないように様子を見ながら上げる

  7. キッチンペーパーの上に取り出し、油をきって、別の皿に盛る

  8. お好みで粉砂糖をかけて出来上がり


おばあちゃんのビュヌは、揚げ具合を見るとフライヤーではなくフライパンを使っているようですので、フライヤーがなくても大丈夫。レシピは8人分ですが、4人分・2人分と計算しやすい量なので、応用しやすいです。

食感と味わいは、ミスドのオールドファッションに似ています。でも、サクサク感もあってついつい食べてしまう危険なビュヌ。一度試してみてくださいね。


2020年7月9日木曜日

誕生日のプレゼント

おはようございます。

長い自粛(confinementは一般的に閉じ込めることと訳されます)の間に、夫と私の誕生日を迎えました。夫の同僚で私たち夫婦の友人でもあるエレーヌが、confinementも解除になったから、合同の誕生祝をしようと提案してくれました。

そう言っても、大勢で集まることは極力避けるように言われている現状なので、お昼休みを利用して会いに来てくれました。主役は料理しちゃだめよ…ということで、今回もなぜかケバブでお祝い(笑)

その時、渡されたプレゼントがこちら。
下のテーブル・ナップのチェックがらが映りこんでいますが、とってもきれいな青が魅力的なマグカップです。

この陶器は、セールから1時間ほどのところにあるSaint-Amand-en-Puisaye(サンタモンドンピュイゼ:発音通り😁)で作られています。エレーヌはこの近くの出身で、前から陶器市があるから見においでよ、と誘われていました。

COVID-19の発生で、大々的な陶器市は開かれないようですが、お店は再開しているということなので出かけてみたいと思っています。

夫がFACE BOOKにこのマグカップの写真をのせたところ、義父母、特に義母がかなり惹かれたようです。再来週の週末から1週間の予定で2歳3か月の甥を連れて遊びに来るのですが、滞在中にここへ足を延ばそうと提案されました。

甥はドライブがあんまり好きではないので、1時間大丈夫なのか…義母曰く、大丈夫よ私が隣に乗るんだからとのこと。そういうことなら、これは楽しいミニ・ドライブになりそうです。






2020年7月4日土曜日

グラタン・ド・オンディーブ

こんにちは。

日中はかなり気温の上がるオセール、あちこちのお店でバーベキュー器具・用品、そしてバーベキュー用に下ごしらえされた肉類が並んでいます。

そんな気温上昇中の時期に、グラタン?と思ってしまいますよね。でも、フランスならではの急な気温変化というのがあるんです。それは、雹。7月に入るとあまり降ることはありませんが、それでも中旬過ぎまでは油断禁物。一旦降るとそのあと気温は10度以上下がります。

そしてこの時期の野菜、オンディーブ(endive:日本名はキクヂシャですがチコリとも)がとても便利な野菜です。そのままサラダでもよし、グラタンにしてもよしと出番を選びません。

オンディーブは北フランスではチコリと呼ばれ、焼いて粉状にしたものを珈琲代わりに飲んだりします。

お話をグラタンに戻しましょう。
グラタン・ド・オンディーブは、このオンディーブとハムを使ったグラタンです。
こちらのハムは写真のようなサイズが一般的です。直径24cmのお皿に載せてみたので、大きさイメージできるでしょうか?
ハム一枚にオンディーブをまるごと一個、もしくは半分に切ったものをのせハムで巻きます。それを耐熱皿に乗せ、ベシャメルソースをかけてオーブンで約1時間焼き上げます。

手間もかからず一人分ずつ分けやすいのですが、生のオンディーブからかなりな水分が出るのでちょっと水っぽくなってしまうのが難点なんですね。それで、私は先にオンディーブに火を通すことにしています。

お洒落に作りたいときはオンディーブを立て二つに切って、中火のフライパンで真に火が通るまで焼きます(完全に透き通ればOK)。もう一つは4つ割りにして形を崩さないように炒めます。

それからハムで巻いて、ベシャメルソースをかけ、シュレッダーチーズを少し載せて210℃のオーブンで15~20分焼いたら出来上がり。水っぽくならずにきれいに仕上がります。

もう一つ、オンディーブは葉一枚ずつばらして炒め、ハムも短冊状に切ってしまいます。
ここで軽く塩・コショウで下味をつけて、パイレックスに半量のオンディーブを敷いて、その上にハムを並べ、またオンディーブを敷き、最後にベシャメルソースをかけオーブンへ。
お洒落ではないけど、食べたい分だけ取り分けやすいのが、この作り方の良いところです。

肌寒い日に、試してみてくださいね。





フランス(オセール)のゴミ出し事情

おはようございます。

暑くなってくると、ゴミ出しを忘れたら大変ですよね。
曜日さえウッカリ忘れなければ、フランスでのゴミ出しは日本よりとっても楽です。何せ選別方法は3種類だけなんですから。

一般の生ごみ、リサイクル可能なごみ、瓶。このうち、瓶はフタを外して街の中に設置されている緑色の蓋のついたゴミ箱へ投入します。金物の蓋は、生ごみに入れて捨てます。リサイクルごみは、ペットボトル・紙・段ボール(小さく切る)・洗剤や油のボトル・広告などを捨てます。

洗剤や油のボトルは洗わなくてもOKなんです。

そして、日仏で大きく違うのは、こちらには自治会ごとのゴミ捨て場がないこと。各家庭でゴミ箱を道端に出します。まあ、自治会というシステムもないフランスです。下の写真のように出しておくと、清掃車が中身を回収していきます。
ゴミ箱には、持ち主の名前を書きます。ごみ箱のサイズも、こちらは一般的な家庭1~2用。人数が増えるとこのタイプを2つ、もしくはもっと大きなサイズを支給してくれます。

この方法は、戸建ての家に住んでいる住人向け。アパートは建物の中に一室ゴミ捨て場が設けられていて、その中に上記の写真のタイプの大型ごみ箱が並んでいます。もちろん、リサイクル用・瓶用も設置されています。

各家庭で、ビニールのゴミ袋に入れたものをこのごみ置き場に捨てに行く他、生ごみ専用のダストシュートが設置されているアパートもあります。各階に、ダストシュートがあり、小さな袋にゴミを入れてここから投入すると、地下室のゴミ置き場に設置されたゴミ箱へ落っこちる仕組みです。

いすれにしても、アパート住まいの折は清掃係の方がいるのでゴミ出しの曜日の心配はゼロです。

回収日は地区ごとに曜日が決まっているので、回収日の前日19時以降に通りにゴミ箱を出しておくのが決まり。朝は6時~6時30分には清掃車が巡回して持って行ってくれますが、夜出し忘れてしまうと、朝早いのでアウチなんです。なんせ、回収は週一回だけなんですよね。

このアウチを昨日やってしまいました。
我が家のある地区は金曜日が回収日。夫が昨夜帰宅したのが19時40分なので、帰宅がてら近所のゴミ箱を見かけたはずなんですが…私もすっかり頼むのを忘れていました。

今朝になって、夫が気付かなかった理由が分かりました。ご近所の皆さんことごとく昨晩出し忘れたようで、今朝6時45分に夫が急いでごみ箱を出した後、次々に出し始めていました。

…残念ながら、清掃車はすでに通り過ぎてしまった後。

来週の回収日まで、気温があまり上がらないでくれるのを祈っている私です。



2020年7月3日金曜日

新しいクレーピエールとレシピ

こんにちは。

ここオセールでは、学校や会社が通常通りになってからコロナにかかる人が増えた、という情報は入ってきません。でも、中国ではこれまでとは全く別の地域でコロナが威力を振るい、東京ではコロナが拡大しているとか、心配は尽きません。

どうぞみなさん、気休めとは思わずに手洗い・うがい・マスクの着用は続けてくださいね。そして、体を休め体力を落とさないようにしてくださいね。

さて、我が家では自粛生活で体重がちょっぴり増えてしまったので、体重コントロールが大きな課題です。それなのに、新しいクレーピエール(クレープ器)を購入してしまいました(苦笑)

これまでは、日本のIHコンロに似たヴィトロセラミックのコンロに対応したクレープ専用のフライパンを使っていました。ところが、ヴィトロセラミック対応でも、フライパンによって中央がへこむ・盛り上がるなど変形してしまいます。クレープが均一に焼けません。

その上、我が家ではクレープというと、夫が作ると相場が決まっていてありがたくて楽しのですが、私自身が作りたいときもあってクレープ器を購入したかったんです。それで今回2種類の大きさのクレープが焼けるものを手に入れました!


なかなか、きれいに焼けますよ。30cmと大きいタイプなので、デザートにはちょっと大きめですが食事用にはナイスな大きさです。

以前クレープの基本の記事をアップしましたが、今回はまた新しいレシピを見つけました。これがとてもいい具合にに焼ける上に、翌日になっても硬くならず・乾かずの良い状態を保ってくれます。以前のレシピと合わせて、ご紹介しますね。


夫アレクサンドルのレシピ
牛乳(脂肪分50%)・・・・1L
薄力粉・・・・・・・・・・・400g
全卵・・・・・・・・・・・・3個

メグミのレシピ
牛乳(脂肪分50%)・・・・1L
薄力粉・・・・・・・・・・・400g
全卵・・・・・・・・・・・・4個

新しいレシピ(製粉会社の提供)
牛乳(脂肪分50%)・・・・500ml
薄力粉・・・・・・・・・・・250g
全卵・・・・・・・・・・・・3個
お砂糖・・・・・・・・・・・大さじ2杯
サラダオイル・・・・・・・・大さじ2杯

この新しいレシピですと、ちょうど2日ほどで食べ切れる手ごろな枚数が作れます。また、生地もモッチリしっかりしているので、他の記事で紹介しているフィッセル・ピカールド(ficelle picarde)も作りやすいです。

ピカルディーのご当地料理で、クレープの中に大きなハム一枚を敷きマッシュルームと玉葱の炒めたものとベシャメルソースを加えて包み、オーブンで焼き上げる料理です。


大人数のパーティーなどにもぴったりな一品なので、人数が集まるから何にしよう…?と迷ったときに便利ですよ。




2020年7月2日木曜日

オセールで初めて見たトンボ

おはようございます。

昨日の火曜日の朝、オセールに来て初めてトンボを見ました。それも、ごく至近距離で!
家のゴミ箱の取っ手のところに停まっていたんです。息を吹きかけても動かなくて、抜け殻なのかなと思いました。
それで写真をもう一枚下からとって見たところ。
なんだか目玉が白くて、死骸っぽい感じ…
何回か息を吹きかけても落っこちないし、手で取る気にもなれないし、それで草を1本引っこ抜いてトンボにあててみたら、草の茎につかまってきました。

そうっと、ごみ箱の蓋の上に載せてみました。
でも、動き出すわけでもなく草の茎につかまったままじっとしています。ゆすってみても、飛び立つわけでなし、時々羽を小刻みに震わせるくらいでじ~っと同じ体勢のまま。

せっかくのシャッター・チャンス、横がをも一枚パチリ。かなり大きいトンボなんですよね。もしかしたら、羽を乾かしているのかな、そう思ってそのままにしておくことにしました。

後になって、ごみ箱の上に移動させたのはトンボ君にとって危険だったかもと後悔したんですよね。うちの周りはスズメ・ツグミ・ヒヨドリ・鳩といろいろな鳥がいます。格好の餌になってしまったんじゃないか、ちょっと気の毒になってしまいました。

次回、出会うことがあったら移動はさせないでそっとしておこうと思います。

そうそう、トンボと言えば翅をこうして開いて止まりますよね。でも、羽をたたんで停まる種類もいるんですよ。フランス語でドモワゼルと呼ばれているのは羽をたたみます。以前ソワッソンに住んでいた時に、アパートに迷い込んできたドモワゼルを見て、初めて知りました。
ねっ、不思議でしょう?

トンボは秋、という感覚でしたが、こちらでは6,7月に飛ぶものなのかもしれません。

今日も、楽しい一日になりますように!


2020年7月1日水曜日

シンプルなトマトのタルト

こんにちは

我が家で良く作る、シンプルなトマトのタルトです。

材料は、
市販のパイシート(練パイでも折りたたみパイでもお好きな方で)
トマト:大ぶりなもの2個~3個
塩・胡椒を各適宜

私は、南仏ハーブを混ぜた塩を使います。
これは海塩にオレガノ・バジル・ローズマリーなどの南仏ハーブを乾燥させ細かく挽いてブレンドしてあります。クノールから販売されているので、もしかしたら日本でも手に入るかも。なくても、海塩にこれらのハーブをブレンドして作ることもできますよ。

このハーブ塩はクレイジーソルトとは一味違い、軽いハーブの香りが素材を引き立ててくれます。

パイシートにソースなどは引かず、トマトの薄切りをきれいに並べてこの塩を軽く振り、200℃のオーブンで20分ほど焼いたら出来上がりです。

この日は一枚だけ残ったハムをトッピングしています。なす・ズッキーニなどの薄切りを組み合わせたりしますが、玉ねぎなど香りの強いものは合わせない方がいいかも。

逆に、ドイツの玉ねぎタルトのようにしてもおいしいですが、南仏ハーブよりクレイジーソルトの方がしっくりきます。玉ねぎは薄くスライスしたものでOKです。

お酒の好きな方なら、ビール・ワインなどのお供にぴったりですし。アペリティフやオントレ(前菜)としても使えます。

この日は、超簡単にステーキ・アッシェ(フレンチ・ハンバーグ)の付け合わせにしました。
とっても簡単で、おしゃれで、おいしいタルトです。試してみてください、おすすめですよ。

フレンチ・ユーモアの歯医者さん

おはようございます

昨日、歯医者に行ってきました。
治療ではなく、冠をかぶせました。前回の型取りに40分ほどかかったので、今回も同じくらいの時間がかかると思っていたら、あっという間の15分で終了!

(交差点の花壇)

フランスは、歯医者さんも一般医師同様にすべて博士号を取得しています。そして普通の歯医者さんと、手術ができる歯医者さん、矯正も行う方と様々です。

オセールはお医者さんを見つけるのがちょっと難しい街です。どの医師も新しい患者は取りたがりません。そして予約制が一般的で、調子が悪くなったから出かけて行って診てもらえるというパターンは稀です。

2019年の1月に越してきて、歯医者は2ヶ月待ったものの診てもらえるチャンスに恵まれ、一般医も、午前中だけ予約なしで診療する医師にかかりつけになってもらえました。

ちなみにフランスは、かかりつけ(ホームドクター)が必要で、まずかかりつけ医師の診察を受けて皮膚科・眼科・整体などの専門医へかかることを勧められます。

さて、私の歯医者さんはというと、
仕事が丁寧で有名ですが丁寧故に時間超過はいつものこと、という評判でした。実際かかってみたら、予約時間から40分も待ったことがあります(笑)

人柄は陽気で、結構ジョークを飛ばしてくれるんですが、フレンチユーモアにはどう返事をしていいか困ってしまうことがしばしば。

昨日も、今日は痛くしませんよ~、ササっと済ませられますからね、そして僕を片付けられますよ(つまりお役御免にする)…ハタと、ここで私は何と答えたらよいものか迷っちゃいました。

う~ん、何と答えたらよいのだろう… Dr.アハハは~と笑ってごまかしたのですが、なんか物足りなさそうな雰囲気。

夫にこの話をしたら、次に歯が痛くなるまでね、とでも答えておけばよかったのにと笑っていました。そうか~、なるほどねと思いながら、やっぱり本を読む機会を増やそうと思いました。それと、おしゃべりをする時間も。

冠はジルコニア製なので、かなり丈夫です。これでまた、おいしい物をいっぱい(減らし気味いっぱい)食べられます。

今日も穏やかで楽しい一日になりますように。