こんにちは。
フランス全土、カニキュール(猛暑)です。
そんな猛暑の予報が出た中、7月24日に義父母が2歳3カ月になる甥を連れて遊びに来ました。幸い当日は27~8℃までしか上がらず、高速も渋滞に巻き込まれず順調。甥もよく眠り、一人でしゃべって笑って、ご機嫌よく到着しました。
義父母が旅行鞄一つだったのに対して、甥は7日分の衣類一式の入った中型のスーツケース1つ、小ぶり目のが2つ(おもちゃと本とおしめなど必需品)、自転車に移動用のベッドとものすごい荷物!
おもちゃを広げる場所を決めて、そこへいろいろ並べて自分なりに遊びの順番を決めているようです。自転車はペダルのない幼児用です。正直家の中で使うのはNGと伝えたのですが、義母がOKを出してしまった後で、到着当日は夫が特別許可を出していました。
ラッキーだったことに、翌日から気温が上がって温度が低い地下室で食事をすることになったので、自転車も地下室へ移動。
地下室は、以前ガレージだったところこの地区の信者さん用のミニ集会室に作り替えてあります。ガレージだったので、庭へ直接出られるのが利点で、BBQをして焼き上がったものをミニ集会室兼食堂で食べることができます。
ガレージの前のコンクリートのタタキに、屋根の修理の際に屋根から降ろした 砂利が小山にもってあります。ほとんどの砂利は庭の小道を整備したり、別のガレージの入り口の整備に夫が使った残りで、小さな甥の遊び用に残したものです。
夫の思惑通り、甥にとってはすごく素敵な場所。自分の砂遊び道具を持ち出して、早速仕事に取り掛かりました。でも最初は一人で登れないので大人の手を借りて登り、仕事道具のバケツ類を小山のてっぺんに設置しました。
道具を小山の頂上に設置した後、手を借りて降りてきたのですが、そのあと何度も何度も登っては下りてを繰り返していました。突然興味がなくなってしまったようで、室内に入ってきて他のおもちゃを見渡し、自転車を引っ張り出していきました。
自転車に乗るのかな、と思っていたら自転車はコンクリートのタタキが終わるあたりに乗り捨てて、小山登りを再開。夫に教わったように、うまく足場を作りながら一人で頂上へ到達です。
誇らしげに笑う顔が何とも言えませんでした。
この後、夫が板切れを持ってきて、板切れに座って 砂利山を滑り降りる遊びを教えました。最初はおっかなびっくりでしたが、一度うまく滑り下りれば(もちろん夫が介助しているのですが)二度・三度とせがまれていました。
何度か繰り返した後、夫が手伝って板の上に立たせて滑り降ろしました。この時は、さすがにやめた方がいいよと口を出したんですが、夫は平気。こけて怪我をしても擦り傷くらいだし、痛いのが分かればいい経験だよ…と笑うばかり。
ひやひやしながら見ていたのですが、甥はこわごわながら嫌がりもせず立ったまま滑り降りました。
我が家に息子がいたら…こんな風に夫はどんどん可能性を見出す手助けをするのだろうな、そんな風に思って瞬間でした。すべって怪我したら…心配性な母親に私はなっていたのかな?と小さな甥のおかげで楽しい想像ができました。
この後は、BBQの準備でまたまた甥は夫の指南で真っ黒けになることに…
それはまた明日お話しますね。
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