昨日は夫の両親が泊りがけでSOISSONSへ来ました。
昨年7月にそれまで住んでいたLOANから300km北の小さな町に引っ越したので、
義父の心臓の定期検診の予約が午前中に入ると我が家へ泊ります。
クリスマスは私たち二人とも具合が悪く、義父母の家へ行かれませんでした。
私たちを送ってきながら大晦日を一緒に過ごす予定もお流れに・・・
ということで、昨日はちょっとおしゃれな食事に。
アントレに、ブルターニュ風ミニホタテのグラタン。
メインに子牛肉のクリーム煮
デザートはアイスクリームブッシュドノエル
義父母もノエルから新年は忙しいだけの時間を過ごしたようで、
ずれてしまった『大晦日』の夕食を楽しんでいました。
さて子牛肉のクリーム煮、
昔風、一般的、マスタード会社の新しいレシピなどいろいろあります。
今日は従来のレシピとちょっと違った、
ストラスブールの語学学校時代、お料理教室に参加して習ったレシピの材料を載せます。
それをさらに手軽にしたのがメグミのレシピ。
こちらだと、とても手軽で、若干カロリーも控えめ。
従来のレシピはまた別の日にのせますね。
ストラスのお料理教室のレシピ
子牛肉(モモなどの筋の入っていない物)・・・・・・・・1kg
ブーケガルニ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1束
野菜のブイヨン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1こ
(日本のブイヨンなら2個)
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中1個お水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・400cc
生クリーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100cc
生のマッシュルーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・250g
レモン半分
塩、こしょう適宜
- バター大匙1杯
- 薄力粉大匙3杯
1.上記のバターを柔らかくして、そこへ薄力粉を加え、練り、小麦粉バター団子見たいのを作る。
2.マッシュルームを5mmくらいの厚さでスライスして、その上からレモンを絞り混ぜる。
(色が黒くならないようにするため)
3.子牛肉はあまり小さく切らない。軽く塩、こしょうをする。
熱したフライパンに少量のバター(上記の分量とは別)を溶かし、子牛肉の両面を軽く焼く。
4.玉ねぎをみじん切りにし、深めのお鍋に少量の油を入れて透き通るまで炒め、マッシュルームも加え、軽く炒めた後お水を加え煮る。
5.煮立ったら、 お水を加え、生クリームも加えて、再度煮立つのを待つ。
6. オーブンを200度に設定し余熱を始める。
7. 5が煮立ったら、ブイヨンを入れ溶かし、味を見て塩コショウを適宜加え、そこへ先ほど作ったバター団子を少しずつ加えとろみをつける。火から下ろす。
8.パイレックスなどの耐熱容器に 3で軽く焼いた子牛肉を移し入れ、その上から7で作ったソースを注ぎ入れ、オーブンで20分ほど焼く。
メグミの簡略レシピ(圧力鍋使用)
子牛肉(煮込み用など何でも可)・・・・・・・・1kg
ブーケガルニ(なくてもOK)・・・・・・・・・1束
野菜のブイヨン・・・・・・・・・・・・・・・・1こ(日本のブイヨンなら2個)
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中2個
生のマッシュルーム(缶詰・冷凍OK)・・・・250g
人参(お好みで)・・・・・・・・・・・・・・・中1本
白ワイン辛口(なくても可)・・・・・・・・・・・100cc
お水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200cc
(ワインを入れない時は300cc)
塩、こしょう、適宜 ベシャメルソース用
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500cc
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
①子牛肉は食べやすい大きさに切る。塩、こしょうを軽くしておく。
(圧力なべを使うときは少し大きめの方が良い。)
②玉ねぎはみじん切り、ニンジンは小口切り、マッシュルームは生なら食べやすい大きさに切る。
③圧力なべを火にかけ、少量の油を入れ、熱したら②の材料を全部入れて玉ねぎが透き通るまで炒める。
④ ③へ切った子牛肉を加え、軽く炒め、水、ワイン、ブイヨンも入れて蓋をする。
⑤蒸気が上がってから30分煮込む。
⑥煮込みの合間にベシャメルソースを作る。
牛乳と薄力粉をボールに入れて混ぜる。
深めの鍋を火にかけ、大匙1杯のバターを加え 牛乳と薄力粉を混ぜたものを一気に加え、泡だて器で常時混ぜながらとろみがつくまで煮る。火からおろしておく。
⑦煮込みが終わり、圧力鍋の圧が下がったら、蓋をあける。
ここへ⑥で作ったベシャメルソースをくわへ良くかき混ぜて、もう一度火を通す。
火からおろして、別の容器などに移しテーブルへ。
余談
義母のレシピは私のとよく似ていますが、ワインを使わずお酢を使うとのこと。
味を見ながら加えるようで、実際は何cc加えているのかは?
また、私もまだ義母の作る Blanquette de veau は食べたことがないので、どんな味なのかわかりません。
夫はおばあちゃんのBlanquette de veauもおいしかったと言っています。私の作るものとよく似ているそうですが、人参は入っていずピクルスの刻んだものが入っているようです。