2013年12月21日土曜日

にくまん

こんにちは

フランスのここソワッソンも大分寒くなってきました。

一昨日の天気予報では、ノエルのころに天気が悪くなるとか。
1998年の冬と同じような突風(100km/h超え)が吹く恐れがある…

そういえば、私はストラスにいたころで、
ステュディオの窓から突風のすごさに見入っていた所、
目の前の並木の(日本の3-4階の高さの木)が ”ポキ” てな感じで折れてしまったんです。
あの風が吹くのか~  などと感心してしまっていました。




さて、今日は 我が家の 『肉まん』


















フランスには中華食材店以外鳥のひき肉だの、豚のひき肉だのを見かけません。



もちろんファルス用、またはソーセージ用に味がつけられた豚ひき肉はあります。
ただ、かなり脂肪も多く、粗引きで、香辛料、ニンニクが既に入っているので、用途が限られます。


リヨンにいたころは、中華食材店で豚のひき肉を購入していましたが、
ここにはないので、ステーキアッシェ(牛ステーキを引いたもの)に豚肉を混ぜて使っています。


肉まんの皮生地(いろんな組み合わせがありますが今回は下記で)
強力粉(フランスはfarine55)・・・・・・・・・・・・・150g
薄力粉(フランスはfarine45)・・・・・・・・・・・・・150g
ドライイースト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6g
ベーキングパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5g(小さじ1杯)
ぬるま湯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・170cc
ラードか植物油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15g



肉まんの餡
ステーキアッシェ(日本なら牛赤みひき肉)・・・・・・・150g
豚バラ肉(Côte échine など、日本ならもちろん豚ひき肉)・・・50g
干しシイタケ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1まい
タケノコ水煮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長径2cmくらいの物 長さ20cm
チキンブイヨン(フランスなら1/2個、日本なら1個)
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1杯
熱湯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
今回利用したタケノコ水煮
スージーワン製:ドイツ語も書いてあるので、ドイツにある会社かな?

中国というよりベトナム、インドネシア系の中華って感じなんですよ。
正直、醤油はう~ん、味ある?っていう代物です。
中華食材店で売っている中国製の醤油の方が、半値で倍量で、確かに醤油です。
韓国製は、日本製に比べれば割安ですが、味は日本製のものとほとんど変わらないです。
煮炊き用なら、韓国製は十分おいしく使えます。

ただし、刺身を食べる、豆腐を食べる時は、日本製のそれも工場出荷して間もないものが一番。
日本製でも賞味期限間近だと、もうどこの使っても同じだね、になってしまいます。




皮生地はホームベーカリーのこねだけ利用。(こねコースがあると便利ですね)

ぬるま湯に砂糖を入れ溶かし、そこへドライイーストを加え溶かします。

油を除くその他の材料をホームベーカリーに入れ、ドライイーストを加えたぬるま湯を加えこね開始。
5分ほど経過したところで、生地がまとまってきたら油を加えそのまま15分ほどこねる。

生地がなめらかになってつやが出てきたらスイッチを切り、そのまま放置。


餡を作ります。

豚バラ肉は前日小口切りにして、『蒸し豚・もち米』で残ったタレをまぶし混ぜておく。

熱湯を用意し、シイタケをあらかじめ小さく刻み、小さな器に入れ、熱湯をシイタケが浸る程度注いでふやかす。2,3分ほどでふやけてきたら、そこへブイヨンを入れて溶かす。


タケノコの水煮を好みの量、2x5mmくらいの大きさに切る。

ねぎはみじん切り。

全部の材料を大きめのボールに入れて手で粘り気が出るまでこねる。











この種を12等分して丸めておく。
クッキングペーパーを12枚(5-6cm角)

皮用の生地を打ち粉をした大の上に取り出して
(我が家はドラム式洗濯機の上が調理台になります・・・笑)

手で上から押して丸円を作り、スケッパーなどで12等分。

一つずつ丸めなおし、手で上から押して、軽く打ち粉をして伸し棒などで10cmくらいまで餃子の皮みたいに丸く伸ばす。














この皮の中央に種を置き、皮の端をひだを作るようにつまみながらまとめ口をふさぐ。

クッキングペーパーの上にのせ、 蒸し器に間隔をあけて並べる。

蒸し器を火にかけて、15分ほどふかしたら出来上がり!



おいしかったですよ!
ごま油のおかげで、中華の素なくても、それらしい味に仕上がりました。










2013年12月20日金曜日

蒸し豚肉もち米

こんにちは


なんとタイトルをつけたものか、ちょっと悩んでしまいました。
豚の角煮風のたれに薄切り豚肉を漬け込んで、
もち米の上にのせ蒸しあげたものです。


夫が豚の角煮が大好き、加えてもち米大好き、、、、
ということでいいとこ取りを簡単に!


日本酒を使いたいところですが、
先ず入手も難しく、経費削減も兼ね、
料理用の白ワインを使っています。

もちろん、みりん も高値の花。
簡単に手に入る材料ではないので、最初からレシピの項目から削除してます。



それでは、
メグミ風の、なんちゃって豚の角煮タレ。

  • 白ワイン(辛口)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50cc
  • 醤油(亀甲マンでなくとも、韓国製、中国製ならtres bien。スージーワン、まいいか)25cc
  • 和風だし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1っぱい
  • お湯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30cc
  • カソナード/三温糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おおさじ2はい
  • チキンブイヨン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4 
(日本のキューブブイヨンなら1/2)

豚肉・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g
もち米・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ(前日に洗って水につける)
長ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
人参 ・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・すりおろして小さじ1杯

  • を全部鍋に入れよく似立て火からおろします。
ここへ長ねぎと人参のみじん切りを1/2本分としょうがのすりおろし小さじ1杯を加えさまします。


もち米は前日に洗って、水に漬けておいたものをつかいます。

もち米の水を切り、蒸し器の中に付近を敷いた上にもち米を敷きつめます。

豚肉の薄切りと長ねぎ人参をタレからすべて揚げ、もち米の上にのせ、蒸し器を火にかけます。
タレは後で煮なおして使います。


最初は強火、蒸気が上がったら弱火にして20分ほど、もち米が炊けたらOKです。



上の写真は、蒸し始めた状態。
我が家の蒸し器は電気製で、いつも強火で蒸しているような感じです。


余談
残ったタレですが、耐熱性の容器に入れ1分ほどレンジにかけるか、
鍋で火を通して、後日使います。

このたれを使って、肉まんを作りました。
またあしたブログにのせますね。








NOELのビスケット

こんにちわ!  大分ご無沙汰してしまいました。


今日は、12月1日(日曜日)のボーイスカウトの集会に差し入れた
クリスマスビスケット

夫が臨時で一年だけリーダーを務めるグループのために、
本当はケーキを差し入れたかったんですが、
人数分を作るにはちょっと大変・・・
ということでビスケットにしました。


ペンション時代に持っていた道具はほとんど処分してしまっていたので、
今回急遽購入。
スタンプ式の抜き型、かわいいでしょ。




左:焼き上がったところ    右:差し入れ用



さてさて、
今日つかったレシピは、、、、

基本
無塩バター(またはマーガリン)・・・・・・・100g
細目グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70g
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
全卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1こ

①大きなボールに無塩バターを入れ、レンジに10秒ほどかけ、やわらかくなったら(溶かさない)
 泡だて器を使ってポマード状になるまで混ぜます。
 ここへお砂糖を半分ほど入れ、さらに良く混ぜ、残りのお砂糖も入れてよく混ぜます。
   混ぜている途中でバターが固くなってくるようなら、時々湯銭にかけ柔らかくして混ぜます。
   加えた砂糖が溶けてくるとざらつき感が消えますが、ざらつき感が残っている時も少し湯銭に   かけて混ぜるときれいに混ざります。

②全卵1個を別の容器に割りほぐし、 バターと砂糖が混ざったところへ、少しずつ加えよく混ぜま  す。
   
③泡だて器をスパテュラに代え、薄力粉(ふるいにかけるとなお可)を全部加えて、ご飯を混ぜる時 のような感じで切り混ぜます。
 
④型抜きをしないなら、オーブンを170度に温め始めます。
 クッキングペーパーの上に、小さじ1杯分ずつを5cmくらいの間隔でおいて行き、後から水を軽く  つけた指か、スプーンで生地を軽く押さえ平たくして、オーブンに入れ15-20分焼きます。

④’型抜きのときは、出来上がった生地を大きめに切ったラップの上に置き、
 上から同じくらいのラップを載せて手で1cmくらいの厚さに抑え広げます。
 これをビニール袋などに入れて冷凍庫で1時間ほど休ませます。
 生地が固くなったら冷凍庫から出し、のし棒で5mmほどに伸ばしなおし、
 さらに冷凍庫で30-1時 間再度休ませます。そのあとお気に入りの抜き型を使って、 形成して ください。焼成は④と同じです。

A 鈴型
基本のレシピのお砂糖を下記に変更
細目グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
三温糖かカソナード・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

B スノーマン
基本のレシピの薄力粉を下記に変更

薄力粉・・・・・・・・・・・・・160g
アーモンドプードル・・・・・40g

C ジンジャーマン
基本のレシピの薄力粉を下記に変更
薄力粉・・・・・・・・・・・・160g
ココアパウダー・・・・・・40g
(上記はインスタントココア、無糖のピュアカカオの場合はお砂糖量をお好みで増やしてください)

D ツリー型
基本のレシピの薄力粉を下記に変更
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・160g
ココアパウダー・・・・・・・・・40g
さらに
ホワイトチョコ・・・・・・・・・・50g
(細かく刻んで使ってください。チョコチップは型抜き生地には向きません)


ベーキングパウダー不使用でもカチカチにはなりません。
反対にガサガサにクッキーにはならないのでおいしいですよ。



余談

リヨンにいたころ、この生地に中華街で買ってきたしょうがの砂糖漬けを大きいまま入れ、
5cm角の棒状にして、冷凍庫で冷やし、5mmの厚さに切ってジンジャークッキーを作りました。

しょうがを5mm角にあらかじめ切って、種に混ぜ、スープスプーンでクッキングペーパーに並べ
て焼いてもまた違ったおいしさです。

夫がシナモンなどを混ぜるのが嫌いなので作りませんが、ジンジャークッキーにおーるすぱいすなどをいれてもおいしいですよ。

2013年2月21日木曜日

ブラウニー

こんにちは、お久しぶりです。



今日は、我が家のブラウニーをご紹介。


夫Alexがハイキングに出かける時は、
クッキーやブラウニーなどを作ります。
今日、ハイキングに出かけるので、一昨日作りました。

多分今日が一番しっとりしておいしいと思います。
十中八九失敗はありません。
万一失敗したかな、と思っても味は保証付き!
作ってみてくださいね。


さて、我が家のブラウニー












材料は:18cmの角型使用のとき
チョコレート・・・・・・・・100g
全卵・・・・・・・・・・・・・・1こ
卵黄・・・・・・・・・・・・・・1個分
砂糖・・・・・・・・・・・・・・80g
バター/マーガリン・・・80g
薄力粉・・・・・・・・・・・・80g
ココア・・・・・・・・・・・・・20g
アーモンド、くるみ・・・お好み量
  • 卵、バターは作る1時間ほど前に冷蔵庫から出して室温に戻す
  • 薄力粉とココアを混ぜ合わせておく
  • 型にクッキングシートを敷いておく
  • オーブンを180度に熱しておく

①チョコを割ってボールに入れ湯銭で溶かす。
②ボールにバターを入れやわらかくし、ホイッパーで白っぽくなるまで混ぜる。
  砂糖を少しずつ加え、さらに混ぜる。
③全卵1個をときほぐし、②のバターへ2-3回に分けて加える。
  都度よく混ぜる。
④卵黄1個分を加え混ぜる。
⑤湯煎して溶かしたチョコを④に全部加え生地が均一になるように混ぜ合わせる。
⑥ 混ぜ合わせておいた薄力粉とココアを⑤に加え、スパテュラを使ってそこからすくい上げるよう   な感じで混ぜ合わせる。
⑦型に生地を流しいれ、スパテュラで表面を平らにならし好みでアーモンドスライスや、くるみなどを 散らす
⑧ オーブンに入れたら、温度を170度に落として、30分焼く。
★オーブンによって焼き時間が異なるので、20分ほど焼いてよいにおいがして来たら、
 生地の中央に竹串などをさし、なにも付いてこないようなら、焼き時間が短くても出来上がり。
 


余談


今回は、アーモンドプードルがいっぱい残っていたので、
上からまぶしてみました。
残念ながらアーモンドプードルをまぶした部分は既に食べられてしまったあとで、
写真には撮れませんでした・・・・

チョコレートは、どんなものを使ってもOKです。
今回はブラックチョコ+ミルクチョコを50gずつ使用しました。

クーベルチュールチョコレートでもMeijiの板チョコでも、ブラックでもミルクでも
好きなもの、手元にあるものを使ってください。

ココアもココアパウダー100%じゃあなくても普通のインスタントココア用ののものでOKです。

フワフワ感を多く出したければ、全卵1個と卵黄1個分を、全卵2個に代えてみてください。

生地を混ぜる時もぐるぐると混ぜて大丈夫なケーキです。
もし、失敗してしまっても
焼き上がったケーキをほぐして、ドライフルーツなどを加え、丸めなおして、
その上から溶かしたチョコレートをかければ別のお菓子が作れます。



Bon appétit



2013年2月8日金曜日

クレープ(crêpes )

先日(2月2日)のchandleleurにAlexがクレープを焼いてくれました。


ボーイスカウトのキャンプで覚えたクレープ、
レシピは超簡単で、
その上ゴーフル(ベルギータイプとは異なる)にも使えます。


クレープは、甘いお菓子風にも、食事にもなる一人二役の便利なものです。
日本ならホットプレートで焼きながらアツアツを食べられます。
簡単なおうちクレープを楽しんでは?!




 さて、Alex のクレープレシピです

薄力粉・・・・・・・・・400g
全卵・・・・・・・・・・・3こ
牛乳・・・・・・・・・・・1L
(一般には上記の材料に100ccほど植物油を加えます)


①大きいボールに薄力粉を入れ、そこへ卵を全部割りいれます。
  たまごと粉を木ヘラなどで よく混ぜます。

② ①のたねに牛乳を少しずつ加え泡だて器でなめらかになるように混ぜます。


③フライパンに軽く油を敷き、両面がきつね色になるまで焼いたら出来上がり。



お好みの甘いもの、
砂糖のみ、砂糖とバター、砂糖とレモン汁、ジャム、チョコレートスプレッドにラム酒、
ラムレーズン、泡立てクリーム、などなど。
お食事風ならハムとチーズ、ハムと卵、お好きなものを!


Bon appétit



余談

Alexが作ってくれるたびに、粉に直接卵を入れる混ぜ方が気になるメグミです。
ダマになるしコネコネしすぎるし、、、、
絶対に耳を貸さない夫。
しかし、結果はそれなりに上出来なので、もうお任せしています。
ボーイスカウト時代の仲間から教えてもらった、また自分が教えた、そういうレシピや技は、
『絶対』なもののようです。



 先日の我が家の 
crêpes salées (左)と  
 crêpes sucrées(右)
 (ヌテラ:ノワゼットのクリームにチョコレートを加えたもの)です。



リンゴのケーキ(gâteau aux pommes)

こんにちは!


昨日、gâteau aux pommes を作りました。

日曜日に義父母が 遊びに来た時に家でなったリンゴを持ってきてくれました。
リンゴの木は自生の木で、不思議に種々雑多な実がなるようです。

まだ堅そうな感じでしたが、シャリシャリ感はもうなくなっていたので、
ケーキ作っちゃおう、、、ということになりました。

さて、gâteau aux pommes メグミ風の材料です。
泡だて器でぐるぐる混ぜても大丈夫なケーキです。

基本の21cm型用 (シリコン型使用)

*リンゴのキャラメリゼよう
りんご・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4-5こ(日本のフジのタイプなら4こ)
バター/マーガリン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
砂糖(上白糖/グラニュー糖/三温糖)・・・・大匙6

*ケーキ生地よう
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
バター/マーガリン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125g
砂糖(上白糖/グラニュー糖/三温糖)・・・・150g 
全卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
BP・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.5g
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50cc


本日は 
リンゴが10個、日本のフジのサイズで12個分くらい
ということで上記の2倍量で作りました。
お砂糖は、こちらのヴィラジョワ(カソナードに似たもの)のみを使いました。
バター、卵は1時間くらい前に冷蔵庫から出して室温に戻しておいてください。
 
①リンゴのは4割、皮を全部むき、さらに4-6分割します。
  写真右がすべてリンゴをむいて割った状態。
  マーガリンと砂糖を入れて火にかけます。

  キャラメリゼにする場合、先に砂糖とを焦がしてリンゴを加えキャラメリゼする時と、
  今回のように一緒に炊いて焦がす場合と使い分けます。
  シャリ感を残したいか、水分があとから出るのを防ぎたいか、によります。

  リンゴの果肉が既にもろくなってきていたので、色づける前に煮崩れしてしまったものもあり。
  そういう状態でもおいしいケーキにはなります。 

② 大きいボールにバターを入れ、泡だて器でよく混ぜます。
  扱いづらければ、5秒ほどレンジにかけてみてください。
③砂糖を加え(2-3回に分けて加えると扱いやすいです)
  さらに良く混ぜます。
④たまごを一個づつ加え、その都度よく混ぜます。
⑤最後に牛乳を加えまたよく混ぜます。(下記の写真は牛乳を加えた後)


⑥ここへ、粉とBPをよく混ぜたものを加えます。なめらかになったら少し休ませます。
⑦生地を少し休ませている間に、オーブンを180度に温めます。
⑧型の底に、先ほどのリンゴを 敷き、残りのリンゴを生地にスパテュラを使って混ぜます。
⑨温めたオーブンに入れて、21cmの型なら20分ほど焼きます。
  
今回は量が多かったので、マフィン型も使って焼きました。

 
 
リンゴが多く、煮崩れしてしまった状態でしたが、
ケーキはしっとり、かつ ふんわり、仕上がりました。
シリコン型のおかげで、そこに敷いたリンゴが焦げて、
タルトタタン風になりました。



Bon appétit




余談

このケーキ生地は泡だて器でぐるぐる混ぜても、失敗はまずありません。
バーターと砂糖の混ぜ具合や、卵を加える段階での分離など、心配な点はあると思いますが、
あんまり気にせず、作ってみてください。

バター、マーガリン、お砂糖の種類もお好きなものを使ってください。
リンゴ、カボチャ、ニンジン、中に入れるもので組み合わせを変えるといいですね。
もし手に入るなら、フランス産のカソナードなどを使ってみると一味ちがいます。

このケーキ生地は、バナナとチョコレートを砕いたケーキにも使います。
果物を入れたケーキは冷凍すると美味しくないのですが、バナチョコケーキは冷凍してもおいしいです。




2013年2月1日金曜日

Gâteau au fromage blanc



Gâteau au fromage blanc を作りました。


一昨日の晩、Alexと二人『gateau au fromage』食べたいねと話しました。

フランスではフィラデルフィアクリームチーズがどこでも見かけられるようになりましたが、
fromage blanc を使ったあっさり目のスフレタイプのチーズケーキが食べたいなと思ったんです。

私の知っているドイツ風レシピはコーヒーフィルターを使って1日水気を切る作業があります。
ちょっと、めんどくさいな、、、と思い(汗)
なおかつ1時間から1時間半近く焼かなくてはいけないし、、、、

web上で探したところ結構たくさん簡単で早く作れるレシピがありました。
その中の、 la p'tit cuisine de poline さんのサイトからレシピを利用。

500g・・・・・・・fromage blanc
100g ・・・・・・砂糖
  90g・・・・・・薄力粉
    3個・・・・・全卵
レモンの皮のすりおろし1個分
直径20センチのケーキ型かパイレックスなどの耐熱容器

オーブンを180度に温めます。 
型にバターを塗っておくか、クッキングシートを底と側面に張り付けておきます。
fromage blanc を大きめのボールに入れ、分量の砂糖を加え泡だて器でよく混ぜます。
そこへ卵黄を3個分加えさらに良く混ぜます。
薄力粉を加え、混ぜ、レモンの皮のすりおろしも加え混ぜます。
卵白3個分を別のボールで少々の塩を加え角が立つまでしっかり泡立てます。
このメレンゲをfromage blanの種に入れ静かに混ぜ合わせます。
生地を型に流しいれ、オーブンに入れて25分焼きます。

メレンゲをfromage blanc の生地に入れたところ














焼き上がりました


Bon appétit



 余談:クッキー生地も作らず、水切りもせず、焼き時間25分で嬉しいレシピ発見でした。

①fromage blancはチーズですが形状はヨーグルトとよく似ています。
  味はフィラデルフィアクリームチーすを軽くしたような感じです。
  しぼうぶんは0%、3%、15%などいろいろ。 

  上記のレシピなら、fromage blanc の代わりにプレーンヨーグルトも使えると思います。
  その際は水きりの必要がありません。

②今回は楕円形のパイレックスを使い、内側にバターを薄くぬりました。
  先ほど見たところ、型に張り付いていなくて楽に取り分けられそうです。