2020年5月31日日曜日

サクランボのおすそ分けを頂きました

こんにちは、

5月も下旬になると、太陽の光が一層強くなるフランスです。
オセールのあるヨンヌ県は、ワインのシャブリやエスカルゴで有名ですが、
サクランボも忘れてならない、特産品。
県道沿いの果樹園や農家では採れたてを売っています。
日本との大きな違いは、無人販売所は全くありません(十中八九にしておきます)。

昨日、家のお向かいさんでお友達のマルガリーダさん(ポルトガル出身の方)から、サクランボのおすそ分けに預かりました。


大きなお庭のあるお家に一人住まい。
このあたりでも大きめな1200~1300㎡の敷地です。

そのお庭に4本の大きなサクランボの木と、4本のリンゴの木、プルーンが2本、ジャム用の甘くならないサクランボの木が2本あるんですね。
そしてそして、
新鮮な卵を産んでくれるめんどりが5羽のんびり暮らしています。

つい1週間ほど前に、初なりのサクランボ狩りを彼女の庭で楽しんだ時も、
結構頂いたんですが、今回はたぶん2kgほどの量です。


良く熟れている物から食べて、残りはコンポートにしようか…
と思ったのですが、さらにお裾分けすることにしました。

お皿一杯分は、夫が働くオセール教区のシスター方に。
半皿分を夫の同僚方のコーヒータイム用に。
残りは予定通り生食とコンポートに使おうと思います。

農薬なども使っていない、味の濃い美味しさです。
😄虫食いもないし、鳥に啄ばまれた跡もなくておいしいね~
と食べていたら…
😎イヤイヤ、虫ちゃんシッカリさくらんぼの中で寝泊まりして食べてるよ-
と夫の一言。

よく見ると、ごくごく小さな点があって、さくらんぼの実をちょっと強めにつまむと汁が出てきます。😅
枝が当たってできた穴じゃない?
……無言で何かチェックしている夫‥‥
いや、僕の子のサクランボには、ちゃんといるよ😁

というので、その後はなんだかチェックに身が入ってしまいました。
食べちゃってもプロテインだ!(このお話は後日、虫はプロテインでお話ししますね)と思っても、自分をイマイチ納得させられません。

気にしないで食べなよ、と言われると余計に気になるものですよね。
たぶん、生食はそこそこで、コンポートの量が増えることになりそうな気がします。










2020年5月29日金曜日

全ての事には時がある、自然を見て気づかされるコト

こんにちは、

3月最終の土日にかけて、夏時間に切り替わって2ヶ月になります。
自粛のため自宅にこもっていたせいで、季節の変化に疎くなっていたようです。

「天の下のすべてのことに時がある」キリスト教徒ではないのですが、旧約聖書の中の、この伝道の書の一節が好きです。年代で訳が少し変わるのですが、曽野綾子さんの著書の中で紹介されていた訳が心に残っています。

天が下のすべての事には季節があり すべてのわざにはときがある
生まれるに時があり、死ぬに時があり
植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり
・・・・中略・・・・・・
愛するに時があり、憎むに時があり
戦うに時があり、和らぐに時がある

コロナが猛威を振るって、今現在は特効薬もワクチンもない。
うまく共存していかなけらばならないけど、先が見えない。
それでも、自然はしっかり命を繋げていることをみせてくれています。

毎日、少しずつ庭の草や、木々の葉っぱの緑が濃く、生き生きとしてきています。コクリコ(ポピー)はこの時期にこんなにたくさん花を咲かせていたことに気づき、固まっていた気持ちがほぐれたように感じました。

あまり良く映っていないのが残念…
太陽の光がとても強くて、色が跳ねてしまうんです。いいカメラを使うと、光と影のコントラストがとてもきれいで、草や花の色もとても鮮やかです。

コロナがまん延しても、昨年の同じ時期と同様にコクリコの花が咲いて
メルル(ツグミ)や雀がお向かいの垣根の木の中に巣をこしらえている。

日一日と太陽の光が強くなり、陽の沈む時刻も遅くなって、夜9時半になってもこんな明るさです。
どんなことが起きても、自然のリズムは変わらない。
せめて、毎日のささやかな季節の変化に気づいて、それを満喫しよう。
夜9時半の夕焼けを見て、そんな風に思った昨晩でした。



2020年5月27日水曜日

お誕生日だ!ケバブでお祝い!

こんにちは、

何を隠そう…隠すまでもなく(ウフフ)
一昨日の月曜日、5月25日は私の誕生日でした。

私の誕生日なので、
夫曰く『主役のMEGUMIが働いてはいけない…しかし、僕が作るものでは~』
ということで仕事帰りにケバブを買ってきてくれることに。

自粛規制が緩和されても、レストランは空いていないし
テイクアウトのお店も限られている現状。
限られた選択肢の中から、ケバブのアシエットを選んでくれました。

余談:ケバブはギリシャやトルコ周辺のファーストフード。
パンやガレットに挟めばお手軽に食べられ、
お皿(アシエット)で頼めば、割れ麦やサラダ、フライドポテトなどが盛られます。


これで一人分です。これに、パンがついてくるんですよ。
左上片隅のフライドポテトの下に、ホワイトフロマージュに塩コショウで味を付け、刻みミントを加えたソースブロンシュが入っています。このお店のは手作りで、お気に入り。

そぎ切りされているのがお肉。
お店によって牛やマトンを出してくれるところもあるんですが、たいていは鶏肉です。
このお肉の下に、トマトで炊いた割れ麦が入っています。

余談:ストラスブールには、牛と鶏の2種類を扱っているお店が中心地に何軒かありました。
駅を出てすぐ、中心街へ向かう通りの右側にあるお店では、牛・マトン・鶏の3種類そろえていて、好きなものを混ぜてOK。スゴク美味しかったことを覚えています。

サラダは日本のサラダ菜に似たタイプで、サラダ・トマト・玉ねぎが定番。
お店によって、紫キャベツの千切りなどが混ざります。

ソースも、マヨネーズ・ケチャップ・ソースブロンシュ・サムライ・お好みで混ぜ合わせと色々揃っています。サムライは、マヨネーズに甘めのしょうゆをちょっと加えてピリ辛にした仏オリジナルのソース。結構いける味で、男の子たちに人気ですね。


パンは、モチモチタイプ。
フランスでは、地域で上の写真のような楕円形、そして丸の2種類を見かけます。
この他にガレットと呼ばれる薄いナンのようなものもあります。

かつては、これを完食していた私ですが、今では全く食べきれません。
この日もポテトは2/3、お肉は半分量を残してしまいました。
翌日の夜、2-3日分の残り物を居酒屋飯っぽく作り直しましたよ(笑)