寒くなってくると、食卓に上る一つが
シュ―・クルートです。
シュ―クルートはアルザス地方の料理。(ローレーヌ地方にも似た料理があります)
同時にドイツ料理でもあります
(ドイツでもアルザス地方料理って呼ばれているようです)。
仏語のシュー・クルートはドイツのザワークラウトのこと。
そしてシュー・クルート・ガルニ(Choucroute garnie)は
ソーセージ、ハムを加えたシュ―クルートの事です。
garnie は、garniture(ガルニチュール:料理の付け合わせ・パイなどの中身)の形容詞です。
ガルニチュールは、
塩漬けベーコンやハムの厚切りか塊
ストラスブールソーセージ(日本のウイ二-みたいな柔らかソーセージ)
ジョンダーム(アルザス特産燻製ソーセージ)かモンべリアールなど燻製系がおいしいです
そして、じゃがいも
シュー・クルート・ガルニは辛口白ワイン(できればアルザスのリースリング)
で炊き上げます。
こちらTout le monde à tableさんのブログ、 フランス語ですが作る工程が写真で載っています。
私は、もっぱら「なんちゃってシュー・クルート・ガルニ」愛用者です。
セット商品が2,3のメーカーから出ているので、その中のアルザスのを利用しています。
もちろん、たいていのスーパーのケータリングコーナーでも
シュー・クルートやガルニチュールは好みで買えます。
セット商品
2-3人用で、シュー・クルートはリースリングで一旦炊き上げた下調理済みのもの。
大体600gのシュー・クルート
これをお鍋に入れて肉類をくわへ、
お水250ccを足して15~20分炊くと出来上がり。
でも、
我家では、じゃがいもを入れ、刻みベーコンを少し足し、粒コショウもたします。
お水と白ワインを200ccずつ加え、これでじゃがいもが柔らかくなるまで炊きます。
炊き上がりはコチラ↓
一旦火を止めなじませて、食べる30分くらい前に再度火にかけ直します。
煮立ち始めたところへ
ガルニチュールを載せます。
後は、ソーセージに火が入るのを待つばかり。
アルザス・マスタードなどをお好みで添えて、
Bon appétit !!!